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※お詫び※

本記事を掲載した『idea5月号』の誌面において、「小山峯雄さん」の表記に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。なお、本記事(WEB版)では正しい表記で掲載しております。

【誌面版での誤表記】

<正> 小山峯雄さん <誤> 小山峰雄さん ※本文および個人写真の2箇所

 

沢内民区

(idea 2026年5月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

沢内民区 写真:子ども会有志による「沢内民区の唄」復活披露(令和7年夏まつりにて)の画像

写真:子ども会有志による「沢内民区の唄」復活披露の様子

(令和7年夏まつりにて)

 

基本情報

 

 カスリン台風による大水害を受け、わずか7世帯だった同地内に公営復興住宅の建設が進められ、昭和23年、109世帯で山手民区(前田民区から分離)から分離独立。その後も復興住宅の建設や団地造成等が進み、現在は335世帯681人が暮らす(22班体制)。字沢内の一部、字館の一部、字大平山の一部からなる。

 

80周年に向けて歩み続ける地域の力

地域団体との連携でつながる自治会運営

 

 大所帯ながら、全世帯の99%が民区(自治会)に加入している沢内民区。アパートもありますが、各アパートの大家が会費を納める体制がとられており、複数立地する企業も、企業会員として会費を納めています。

 

 活動は、総務部・体育部・文化部・火防部(自主防災会は別に存在)・衛生部の5つの部会と、22人の班長らによる運営委員会によって進められます。また、「拡大運営委員会」として、親老会(老人クラブ)やPTAなどの地域団体を参集する機会も設けており、幅広い世代の意見を取り入れながら民区行事や活動を進めています。

 

 「民区事業には、地域住民の声を生かしていきたい」と語るのは民区長(≒自治会長)の後藤敬さんです。親老会会長の小山峯雄さんも「民区から声をかけてもらえるのはありがたく、会員にも参加を呼びかけます。各事業で世代間交流が生まれれば嬉しい」と続けます。民区と地域団体が協力し合いながら活動することで、子どもから高齢者まで多くの世代が関わる活動を創り出しています。

 

地域住民が輝く機会

 

 同民区一番の交流事業が「沢内民区夏まつり」です。コロナ禍で一時休止を余儀なくされましたが、令和6年に内容を一新して復活しました。再開にあたっては、民区事業全般に関する住民アンケートを実施。かつては夏の事業として、一関夏祭りの「子ども七夕みこし」に参加したり、櫓を組んでの盆踊り等も行っていましたが、少子化や熱中症のリスクを懸念する声が多く、協議の結果、時代に合わせた形へと内容の見直しが行われました。

 

 夏まつりの新たな企画として、住民の趣味や特技を披露するステージショーを実施。令和6年は中高生ガールズバンドやカラオケサークルによる演奏、各種踊り、マジックショーなど、芸達者な住民がパフォーマンスを披露。令和7年には来場者の参加型企画(カラオケ大会、けん玉大会)も追加され、盛り上がりを見せました。 

 

 会場には同民区として用意する屋台のほか、PTAなども出店。スーパーボールすくいや射的、駄菓子屋などの子ども向けコーナーを設けることで、幅広い年代の来場につなげます。「文化部や役員が、住民の協力を得ながら準備・運営を進め、地域のつながりが実感できる場です」と、後藤さんは笑顔を見せます。

 

 10月には民区単独での運動会も開催。最盛期には500人もの参加があり、山目中学校(当時)の校庭を会場に開催した時期もありましたが、現在は民区内の館ケ丘西公園にて、50人規模での開催という、寂しい現実も。それでも、種目ごとに参加賞(日用品)を用意したり、終了後には芋の子汁の振る舞いを行うなど、参加者の満足度を高める工夫を凝らしています。また、自主防災会ともタイアップし、バケツリレーや消火レースなどの競技を加えることで、防災意識向上にもつなげています。

 

 このほか、民区単独での文化祭や敬老会(70歳以上対象)なども開催し、住民一人一人が輝く機会が幅広く設けられています。

 

歴史と想いをつなぐ

 

 「総会資料は単なる決算報告だけでなく、それぞれの事業内容や活動の概要が分かりやすいように心がけている」と後藤さん。コロナ禍で活動を自粛した時期には、会費を半分にするなど、柔軟に対応してきた同民区。区長や役員の選出には「役員選考委員会」を設置し、立候補の受付や推薦をするなど、「地域の代表者をみんなで決める」ことを大切にしています。

 

 最盛期と比較すると大きく縮小した民区事業ですが「やめてしまえば何もしなくなってしまう。やめるのは簡単だが地域の歩んできた歴史は継承していきたい」と語る後藤さん。「できることを続けていき、時代の変化に合わせて活動内容を見直しながらも、地域のつながりを守ることを大切に活動していきたい」と続けます。

 

 令和7年8月、歌える人がほぼいない状態となっていた「沢内民区の唄」が、PTAと子ども会により、音源化され、夏まつりのステージで披露されました。大水害からの復興の地として開拓されてきた同民区の歴史を知る機会にもなり、間もなく迎える民区創立80周年への良い弾みとなりました。改めてこれまでの歩みを振り返りながら、次の世代へと地域の絆をつないでいきます。

 

Q.集落の自慢は何ですか?

民区長(自治会長)

民区長(自治会長):後藤 敬(ごとう けい)さん

ごとう けい

後藤 敬さん

1期2年目。総務部長を6年経て民区長へ。丁寧に民区に向き合う傍ら、一関市消防団一関地域副本部長、一関市スポーツ推進委員、山目体育協会事務局長としても活躍中。

 

 

A.地域の融和

 

 

親老会 会長

親老会 会長:小山 峰雄(おやま みねお)さん

おやま みねお

小山 峯雄さん

民区役員(監事)でもあり、一関マジックの会代表でもある小山さんは、各種事業におけるムードメーカー。子どもが楽しめ、世代間交流にもなる事業を常に心がけています。

 

 

A.清く明るく

  楽しく生き抜く

 


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世代間交流事業

沢内民区 親老会からPTA(子ども会)にご案内いただく形で果報ダンゴ作りを実施する様子

親老会からPTA(子ども会)にご案内いただく形で果報ダンゴ作りを実施。当たりには豪華景品が用意されていたとか!?

 

最後はビンゴ大会

沢内民区 「夏まつりのビンゴ大会の様子

夏まつりのフィナーレは日用品がもれなくもらえるビンゴ大会。若い世代が文化部に入ったおかげで、デジタル表示に!

 

白熱の紅白対抗戦

沢内民区 運動会の様子

運動会は班毎に紅白2チームに分かれての実施。「未就学児レース」も用意し、民区デビューのきっかけを作ります。

 

火災防災講習会

沢内民区 民区、自主防災会、親老会の共催で毎年実施している講習会の様子

民区、自主防災会、親老会の共催で毎年実施している講習会。令和7年度は、西消防署職員から防災講話をいただきました。

 


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