毎月さまざまなテーマで地域づくりについて考えていくコラムです。

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第5話(2019年8月号掲載)

今月のテーマ

地域協働とは?

「共同」「協同」「協働」 の違い

 地域づくりやまちづくりの現場をはじめ様々な分野で積極的に使われる言葉があります。

 それは・・・「協働」・・・です。

「市民と行政が協働して取り組む」という使われ方をしたり、「メーカーが原材料の生産者と『協働契約』を結んで品質を確保している」という使い方をしたりと多種多様ですが、ここに出てくる協働とは見慣れない言葉で、「漢字の間違いじゃないの?」と思う方もいるでしょう。協働の考え方は昔からあったにせよ、辞書に載るようになったのは最近のことで、比較的新しい言葉といえます。

 

「共同」「協同」「協働」は、音が同じで意味も似ているので、紛れやすい言葉です。このうち、最も目に触れるのが「共同」、次に「協同」です。近年、「官民協働」などの形でよく使われるようになったので「協働」も目にするようになりました。下記のように、音は一緒でも意味が異なる「きょうどう」について整理してみます。

 

なぜ、地域づくりにおいて「協働」が必要か?

 それは、いまの時代は時間の流れが早く、それと並走するように課題も次から次に生まれており、時代の変化に伴う課題やニーズの変化に対応しようと思っても、「誰か」だけでは到底太刀打ちできず、官も民も互いに得意分野を活かしていく必要が生じてきたからです。それを行政の施策にするかしないかは、それぞれの自治体の考えによりますが、一関市は協働のまちづくりを施策に掲げ、取り組む選択をして今に至ります。

 

 「協働」は一言では説明しにくいものですが、当センターで作成した協働のリーフレットに「互いの知識・関心・経験・好奇心をみんなで持ち寄って、継続的に話し合って地域を良くすること」と表現しています。さまざまな事例を通して協働を伝えるケースもありますが、事例は事例で手段でしかありません。手段や手法が大事ではないとはいいませんが、その前段階のどんな課題があり、その原因がどこからくるものなのか、そして、どんな取り組みが必要で、誰がやるのか?と筋道立てた議論が必要で、その議論する部分に「協働」という手法を用いることが現代社会には求められているため、「協働の時代」だと感じています。

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