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いちのせき歩こう会

(idea 2025年11月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

 

平成28年 10月 「創立20周年記念式典・祝賀会」集合写真

写真:「創立20周年記念式典・祝賀会」集合写真

(平成28年10月)

 

基本情報

 平成8年9月、岩手県内4番目のウォーキング団体「歩こう会(仮称)」を発足。平成9年2月、団体名を「いちのせき歩こう会」に正式決定し、令和8年9月で発足30周年を迎える。現在の会員は28名(平均年齢77歳)。

 

TEL:0191-21-3367(事務局・加藤)

 

何歳からでもできる「生涯スポーツ」

「いつでも、どこでも、誰でも」

 

 ウォーキングは、日常生活の歩きや散歩と異なり、「健康づくりのため」という目的を持って、意識的に歩く有酸素運動です。「いちのせき歩こう会」の会長・及川昌三さんは、「ウォーキングの良いところは、参加者同士で景色や会話を楽しむことができること。道具も必要としないので気軽に始められる生涯スポーツ」と、ウォーキングの魅力を語ります。

 

 平成8年9月、「これからの自分たちの健康を守りながら無理をしないで楽しく歩く会を作ろう。そのために先ずは歩いてみよう」と集まった4人が、岩手県内4番目となるウォーキング団体「歩こう会(仮称)」を発足しました。その際、役職や規約などは設けず、年度(4月~3月)、入会金と年会費、例会(春はお花見、秋は紅葉狩り等)を決め、ゆるくスタートしたそうです。同年10月、一関市役所から山ノ目駅までの往復10㎞をウォーキングする第1回例会「山ノ目駅まで歩こう(6人参加)」を開催すると、同会の活動が周知され、入会希望者も出てきました。

 

 平成9年2月、団体名を「いちのせき歩こう会(通称「IAK」または「一歩会」)」に正式決定し、同時に、会長や副会長、事務局長等の役職を設けました。さらに、同年6月、当時の「日本歩け歩け協会(現・一般社団法人ウォーキング協会(以下「JWA」)」の普及会員になることをきっかけに会則を作成し、団体としての体制を整えていきました。

 

 

ウォーキングで繋がる「輪」

 

 同会の発足以降、県内では新たなウォーキング団体が発足し続け、各地域のウォーキング団体との連携・交流を深めていこうと「岩手県ウォーキング協会」の設立準備会が平成12年12月に行われました。同会のほか、盛岡市や花巻市、大船渡市などのウォーキング団体が関わり、平成13年1月に協会が設立(当時は8団体が加盟)。設立記念に実施した「平泉・藤原の郷ウォーク」は、同会が主管し、各地のウォーキング団体や愛好者ら約300人が参加しました。

 

 同協会が主催するイベントの中でも、「平成17年から継続している『岩手路ウォークリーグ』は印象深い」と及川さん。平成16年にJWAが選定した「美しい日本の歩きたくなる道五百選」に県内の11コースが選ばれたことからスタートしたイベントで、開催地のウォーキング団体が主管します。各地域のウォーキング団体や愛好者らが集まるため、参加者同士の交流が生まれるだけでなく、「季節の草花を楽しみながら名所等を巡り歩くことが面白み」なのだとか。

 「奥の細道・平泉のみち(平泉町)」「渋民村・啄木と出会うみち(盛岡市)」「イーハトーブの里 賢治と毘沙門天のみち(花巻市)」などのほか、当市では「芭蕉最北の宿・一関、菜の花のみち」が選定されている。

 

 また、同協会では、参加者の取り合いを避けたり、互いに参加し合うことができるように、各ウォーキング団体が主催する事業の年間予定を共有し、会う機会を設けており、各団体の円滑な事業運営に貢献しています。

 

 

歩く力が育む「生きる力」

 

 同会員の中には、JWA認定ウォーキング指導員の有資格者がおり、独自のイベント開催時や、市民センター事業等で行うウォーキング教室の講師として呼ばれた際には、正しい歩き方やウォーキングの効果などを説明し、歩く楽しさを伝えています。一時は、10人ほどの有資格者がいましたが、取得には費用がかかり、現在は3人のみ。副会長の阿部孝雄さんは、「会員数が110人を超えるときもあったが、高齢化等に伴い年々会員が減少し、会の存続が難しい。近隣のウォーキング団体も解散していく一方で、組織としての維持を考えれば統合も手段の一つ。どこの組織も同じ悩みを抱えており、発足30周年の記念も大事にしながら、今後のことを考えていかなければならない」と今後への不安をのぞかせます。

 

 そんな中、同会は令和7年7月に開通100年を迎えたドラゴンレール(JR大船渡線)が地域の足として重要な役割を担っていることを多くの人に認識してもらいたいという思いで、令和6~7年度に「ドラゴンレール沿線ウォーク」を実施(一関市の地域おこし事業を活用)しています。事務局員の大脇洋さんは「まずは気軽に会のイベントに参加して歩いてみてほしい。どんなに身体が丈夫でも足腰から人間は弱ってくるので、体力維持の意味も含めて関心を持ってくれたら嬉しい」と話します。

 

 発足から間もなく30年の節目を迎える同会。これまで培ってきた経験を大切にしながら、これからも自分たちの「歩調」で活動し続けます。

 

 

Q.5人にとってウォーキングとは?

役員のみなさん

会長・及川昌三(中央) 平成19年入会 副会長・阿部孝雄(左上) 平成15年入会 副会長・伊藤則男(右上) 平成21年入会 事務局員(会計)・加藤忠治郎(右下) 平成22年入会 事務局員・大脇洋(左下) 平成26年入会

 

会長・及川昌三(中央) 平成19年入会

副会長・阿部孝雄(左上) 平成15年入会

副会長・伊藤則男(右上) 平成21年入会

事務局員(会計)・加藤忠治郎(右下)平成22年入会

事務局員・大脇洋(左下) 平成26年入会

 

 

 

A.アル(歩)中です!

 

 

 


photo gallery

ボランティア歴14年

団体紹介① いちのせき歩こう会が給水係として一関国際ハーフマラソンに参加

ボランティア活動の一環で、平成23年から「一関国際ハーフマラソン」の給水係として参加しています(写真は平成23年)。

 

大船渡線開通100年

団体紹介③ いちのせき歩こう会のドラゴンレール沿線ウォークの様子

「ドラゴンレール沿線ウォーク」は、線路沿いの自然豊かな風景を楽しみながら歩くことができます(令和7年9月)。

 

 

旗を掲げて会をPR

団体紹介② いちのせき歩こう会の旗のデザインは平成10年から変わらない

オレンジ色を基調に、緑色で団体名をデザインした旗は、先頭の人が掲げます。デザインは平成10年から変わりません。

 

歩いて10年、20年

団体紹介④ いちのせき歩こう会の記念誌

節目の年に記念誌を発行。記念誌のタイトルは、会長・及川さんが全て書きました。次は30周年に向けて準備を始めます。

 

 


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