一関市東山 松川7区自治会(松川)

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一関市東山 松川7区自治会(松川) 市民センター周辺の環境整備の様子(令和3年6月)

市民センター周辺の環境整備の様子(令和3年6月)

基本情報

(idea 2021年12月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

 行政区は「松川7区」。73世帯186人が暮らす。自治会は会長、副会長、理事(5人)、事務局、監事で構成され、理事が部会(総務、納税、環境衛生、保健体育、交通安全・防犯)を担当する組織体制。班数は8班。

集落の歴史文化・営みを受け継ぐために

奥州藤原文化の歴史が残る地域

  元旦の早朝。平安時代、藤原氏に献上したとされる「清水」が湧き出る「磐井清水」にて、「若水(元旦の朝に初めて汲む水)」が桶に汲まれます。極寒の中、その若水桶を地につけることなく、約20㎞先の平泉・中尊寺まで歩いて届けるこの行事は「磐井清水若水送り」と呼ばれ、奥州藤原氏にまつわる古事の再現として約30年前にはじまりました。毎年100人以上の参加者が2つの峠を越えながら中尊寺に向かいます。

 

 この「磐井清水」がある卯入道平を有するのが松川7区自治会。砂鉄川と県道東山薄衣線沿いに広がる同自治会内には、磐井清水のほかにも岩手県の指定有形文化財「木造来迎阿弥陀及び菩薩像(二十五菩薩像)」や一関市の指定文化財で樹齢450年以上の杉並木「宗松寺参道」などの史跡や、ひがしやま病院、老人保健施設、松川市民センター等の公共施設も。

 

 「若水送りには、地域の小学生から高齢者まで、さらには地域外の賛同者が集います」と笑顔を見せるのは同自治会長の安東正利さん。自治会長のほか、「磐井清水若水送り」の実行委員長や松川地区の秋の恒例行事「どんこ市」の実行委員を務めるなど多様な分野で地域を支えています。

 数年前までは大相撲「東関部屋」の夏合宿のお世話をするなど、文化的な資源が豊かな松川地域の中心地とも言える同自治会の取り組みについて伺いました。

部会を主体に集いやすい環境を作る

  5つの部会が主体となって事業を行う同自治会。各部で事業を持つものの、参加者の負担を少しでも抑えられるよう、部会間で連携をとり、抱き合わせ開催を多く取り入れています。

 

 例えば、独自の自治会館がない同自治会では、松川市民センターを随時使用しているため、環境衛

生部会が年1回、市民センター周辺の環境整備を行います。この整備作業に抱き合わせて開催するのが交通安全・防犯部の「交通安全・防犯講話」。作業終了時に、駐在所所長や交通安全協会、防犯協会の関係者を講師として交通安全や特殊詐欺防止等についての講話を聴講しています。

 

 2月には、保健体育部会の主催で「ニュースポーツ大会」を開催。吹き矢や輪投げなど、誰でも挑戦することができる競技を楽しみます。以前は市民センター体育館を会場にしていましたが、参加者からの「冬の体育館は寒い」などの声を受け、暖かい和室に変更したのだとか。住民の声に柔軟に対応しながら、約10年続けています。

 

 このニュースポーツ大会の際も交通安全・防犯部と連携し、消防署員を講師に迎えた「防災セミナー」を開催。住民が集う機会に繰り返し開催することで、より多くの住民に情報を届け、防災・防犯意識の向上を図っています。

 

 そのほか、納税部が主催する「松川7区自治会・納税組合研修旅行」も住民の楽しみの1つ(令和2、3年は中止)。例年30人程が参加します。旅先では、自治会副会長の小野寺秀雄さんがJR職員時代に培った話術を発揮し、楽しい思い出づくりに貢献しています。

「できること」を続け、「交流」を生み出す

 「磐井清水若水送り」は「保存会」と「実行委員会」とがあり、自治会としての関わりではなく、地元住民として多くの人が携わっています。「磐井清水」周辺に住む家の女性有志が「延命そば」と呼ばれるそばを参加者にふるまったり、男性有志は行列に参加したり、道中にある各番所(休憩所)の運営などに協力します。「若水」を桶に汲む役は、同集落の小学生が担っていましたが、近年は小学生が少なくなり、近隣集落から協力を得ることも。 

 

 安東さんは「(少子高齢化が進むと)いままでのように継続するのは難しくなってくるでしょうが、今後は若い方に引き継ぐことも考えています」と、事業継承のあり方を模索しています。

 自治会事業も、コロナ禍でそのあり方を模索しています。例年1月に開催し、40人程が集まる新年会は、会そのものは中止したものの、年祝い及び米寿の方への御札やお祝い品の贈呈だけは実施。また、地域協働体や体育協会事業への参加、交通安全運動への協力など、「できること」を可能な限り続けてきました。その背景には、地域住民からの「集まる機会がなくなることが不安」という声があります。

 

 文化的な資源に溢れ、多様な交流が行われてきた同集落では、交流機会の創出に重きを置きながら、時代の変化に適応していきます。

Q.集落の自慢は何ですか?

自治会長

一関東山 松川7区自治会 自治会長 安藤正利さん

あんとう まさとし

安東 正利さん

 

4期7年目。自治会発足前から納税貯蓄組合の事務局・会計を担当。自治会発足後も事務局、副会長を歴任し、現職に至ります。

 

 

 A.感謝

副会長

一関東山 松川7区自治会 副会長 小野寺秀雄ん

おのでら ひでお

小野寺 秀雄さん

 

40歳頃に帰郷、50代前半に自治会監事へ。退職後、理事(交通安全

・防犯部会担当)を3期務め、今年度からは副会長として会長を支えています。

 

 A.ふれあい

 


photo gallery

「若水送り」の出発点

一関東山 松川7区自治会 「若水送り」の出発点

同集落の小原家が代々管理している「磐井清水」。来年は30回目(29回目は役員のみで開催)の節目であり、開催検討中です。

 

 

 

いい汗流した後は‥‥‥

一関東山 松川7区自治会 いい汗流した後は・・・

ニュースポーツ大会終了後の防災セミナー。継続した防災活動により平成29年度「優良自主防災組織」で表彰されました。

 

 

 

 

冬の運動不足解消!

一関東山 松川7区自治会 冬の運動不足解消!

和室で行う「ニュースポーツ大会」は、お孫さんと一緒に参加する方もおり、世代間交流の場にもなっています。

 

 

 

地域の宝「二十五様」

一関東山 松川7区自治会 地域の宝「二十五様」

「二十五様」と呼ばれ親しまれる「二十五菩薩像」。この収蔵庫周辺も市民センター周辺と合わせて整備作業を行います。

 


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