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ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE

(idea 2026年7月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

写真 ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE

写真:ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE

基本情報

 岩手県南・宮城県北を中心に活動するサクソフォンアンサンブル団体。サクソフォン奏者・丸山胤幸氏の指導を継続的に受けながら、活動中。一関市民センターの「ミュージックルーム(なのはなプラザ地下内)」を主な拠点とし、月に2~4回程定期練習も行っている。

 

TEL:070-2671-7049 (代表・岩城)

※連絡は「X(旧Twitter)」からのDMを推奨

Xアカウント: @zero_sax

 

音楽がつないだ「出会い」と「10年」

唯一の「のれん分け」 兄弟バンド

 

 「ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE(通称 ZERO SAX)」は、岩手県南・宮城県北エリアを中心に活動するサクソフォンアンサンブル団体です。その本家は、神奈川県を拠点に活動するサクソフォン奏者・丸山胤幸氏※1が主宰するサクソフォン ラージアンサンブル「ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE」。東北支部のような位置づけで、同名での演奏活動を行っています。

昭和音楽短期大学を首席で卒業したサクソフォン奏者・指導者。プラネタリウム・クリエイターとコラボした音楽と星空を融合させた活動でも知られるほか、ZERO SAXを率いて精力的に演奏や指導を行う。

 

 

 4人で立ち上げ、現在は12名が所属。毎回の活動には7名程が参加します。年齢層も20代から50代まで幅広く、世代を超えて音楽・演奏活動を楽しんでいます。

 

 結成のきっかけは平成27年、メンバーの岩城貴洋さんら2人が丸山氏が主催するサクソフォン合宿に参加したことでした。合宿では、全国から集まった音楽大学卒業生や実力者たちと寝食を共にしながら、朝から深夜まで徹底して音楽と向き合う日々を経験。「奏でる1音1音が衝撃でした」と、実力の違いに驚かされたとのこと。3泊4日の濃密な時間が大きな刺激となり、翌年も合宿に参加。長野県での合宿に東北から2年連続で参加する熱意と実力が認められ、平成28年、ZERO SAXへの加入を果たします。同時に、東北を拠点に同名で活動することが認められ、4人で兄妹バンドを結成。本家とはオンラインで楽譜や情報の共有を図りながら、互いに切磋琢磨しています。

 

地元の御縁も大切に 幅広い音楽活動

 

 地域イベント等でのライブ演奏(依頼演奏)も精力的にこなす同会。最も精力的に活動していた令和元年度には出演数は15ステージに及び、コロナ禍を経て、現在は年間4〜5回ほどの公演(依頼対応)を行っています。

 

 1公演あたりの演奏曲数は5〜12曲程度ですが、クラシックに限らず、ジャズ、ポップス、フォークなど、リクエストに応じた多彩で柔軟なステージ構成ができるのも同会の特徴の一つです。「カーペンターズを演奏してほしい、などの具体的なリクエストを受けることもあります」と笑顔を見せるメンバーたち。4人集まればイベント出演ができる機動力も同会の強みで、「また来てほしい」など、うれしい反応が毎回あると言います。

 

 その実力は、平成28年度のアンサンブルコンテスト一関地区大会金賞および岩手県大会金賞、その後もサクソフォン三重奏や四重奏で複数回入賞※2するなど、成果としても残されています。

  近年は同会の方向性(複数の曲を高いレベルで、ライブ感の重視等)を優先し、アンサンブルコンテストへの参加は自粛。

 

サックスへのこだわりとアンサンブルの魅力

 

 サックスは「人生・生活の一部」であり、中には「死ぬまで吹いていると思う」と微笑むメンバーもいますが、音楽や楽器に出会ったきっかけは実に様々です。地元の祭りで見た吹奏楽パレードに憧れた人、チェッカーズに憧れてサックスを始めた人、吹奏楽クラブの演奏に衝撃を受け、熱中していたソフトボールをやめて音楽の道へ進んだ人、幼少期からピアノを習い、トランペットやクラリネットなど、様々な楽器を経験した末にサックスへ辿り着いたメンバーも。「岩手県南地域では、小学生で吹奏楽に触れることができる環境は限られている。だからこそ、自分たちも味わった『初めて楽器を手にした時の感動や、仲間と音を合わせる喜び』を、多くの人に体験して欲しい」と語るメンバーたち。その思いから、県内の中高生吹奏楽部へのサックスパート指導や、大人(個人)へのサックス指導も行っています。

 

 また、ヴィンテージから最新モデルまで、様々なサックスを所有し、時には違う楽器を持ち寄って吹き比べを楽しむこともあるというメンバーたち。「サックスと一口に言っても音色は異なり、吹く人によっても個性が変わる。その違いを楽しみながらアンサンブルを作り上げることが魅力」とメンバーの千葉祐亮さんは語り、「アンサンブルでは、それぞれに役割やパートがあり、自分の音が必要とされ、その中で『自分の存在意義』を感じられることも大きな魅力」と続けます。音楽を通じて仲間と出会い、会の活動が「安心して集まれる居場所」となっていることも、活動を続ける理由の一つです。 

 

 令和8年9月には結成10周年の記念演奏会を予定している同会。この演奏会もまた、新たな誰かに音楽との運命的な出会いを与える、忘れられない一日になることでしょう。

 

Q.「サクソフォン(サックス)」の魅力とは?

代表

岩城 貴洋(いわき たかひろ)さん ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE

いわき  たかひろ

岩城 貴洋さん

小学生の時に友人と吹奏楽部に入部したことで音楽の世界に。40年間サックスを吹き続け、様々なサックスを吹き分けます。

 

  

A.歌うように 話すように

  音を出すこと

会員

浦野 茜(うらの あかね)さん ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE

うらの  あかね

浦野 茜さん

サックス歴20年で、令和2年に同会に加入。自分の音を必要と感じてくれた同会へ、精一杯の感謝の気持ちで音を出し続けています。

 

 

A.見た目の美しさ

  音の美しさ 

  一生ものの魅力があります!!

 


photo gallery

毎週金曜日が練習日

ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE:なのはなプラザでの練習の様子

マイ楽器を持ち寄るため、毎週サックスを変える楽しみも。「なのはなプラザ」のミュージックルームを使用しています。

 

こだわりの一つ

ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE:サックスを吹く為のこだわりのマウスピースの画像

サックスを吹くためのマウスピースにも、各々のこだわりが。その時その時のシチュエーションで使い分けます。

 

 

梵鐘をバックに

ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE:龍澤寺で行われた中里縁日での三重奏の様子。

龍澤寺の境内で行われた「中里縁日」にて、三重奏を披露。来場者からは「今年も良かった」などのうれしい言葉も!

 

「摺沢秋まつり」にて

ZERO SAXOPHONE ENSEMBLE:地元出身のメンバーがいる摺沢で初演奏を行う様子。

地元出身のメンバーがいるご縁で、摺沢で初演奏。四重奏から七重奏まで、満席の体育館で、拍手喝采でした(令和7年9月)。

 


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