矢ノ森史跡保存会  

会長 千葉春夫さん
会長 千葉春夫さん

基本情報

(idea 平成26年11月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

会 長:千葉春夫さん 

連絡先:東山町観光協会 

 〒029-0302 東山町長坂字西本町105-1

電 話:0191-47-4525

先人たちが刻む足跡、八景から地域の歴史を辿る

受け継がれる伝説・矢ノ森八景

 一関市役所東山支所から、北西5.5kmの場所に位置する田河津矢ノ森地域。同地域には、奥州藤原氏にまつわる数々の史跡がありますが、その中でも「藤壺の滝」「曽我寺址」「八枚」「湯場」「九郎森」「頼朝の墓」「天皇さま」「切支丹処刑場」は矢ノ森八景といい、地域の人々に守られ語り継がれてきました。

 この八景を後世へ伝えるきっかけになったのは、石と賢治のミュージアムで毎年開催しているグスコーブドリ大学校の民泊で、平成16年に同地区から8つの史跡を選び紹介したことでした。矢ノ森史跡保存会では、この八景を保存し継承しようと、翌年10月に団体を結成。当初千葉さんは副会長を務めており、平成25年の3月に2代目会長に就任。文化財の伝承や史跡の案内ガイドをしながら後世へ伝える活動をしています。

 

 

八景にまつわる歴史や由来

 矢ノ森八景は、田河津地区にある8つの行政区が由来となっています。

 八景の一つである「藤壺の滝」は、周辺に咲く藤の花と滝壺が美しいことからその名がつけられました。滝の脇にある坑道の中はいくつかの道に分かれており、歴史を感じさせる手掘り金山址が残っています。藤の花が見頃になる6月には「藤壺祭り」を開催し、地域住民が歌や演舞を披露。飛び入り参加をする人もおり、参加者や来場者は年々増え、賑わいをみせています。

 「曽我寺址」は、藤原泰衡の家臣である田河行文が出羽で頼朝軍と戦い討ち死にした際、家臣の曽我三郎が主君行文の首を持ち帰り、平泉を一望できる桜の名所である束稲山の麓に行文の墓としました。近くに庵を結び主君の冥福を祈って一生を終えた地と伝えられています。

 「八枚」といわれる史跡は、一日に小判八枚分もの量の金がとれていたことからそう呼ばれていました。もともと田河津地区は、伊達政宗の領地で直轄地といわれていた場所です。金の産地だったことを伝える石碑や言い伝えがありますが、金山址地はそれぞれ秘密の場所であるため資料はあまりなく、確かな証拠となるものがありません。しかし、歴史にまつわる人物が背景にいることも事実。想像が膨らみますが、千葉さんが伝承することは後世に繋がっていくと感じました。

 

 

先人の想いを受け継ぎ、先祖を供養する

 同保存会の活動を通じて矢ノ森にある史跡を知った地域の方からは、「名所について改めて知ることができた」「新たな発見がありました」等の感想をいただいたそうです。集落自慢の矢ノ森八景ですが、観光名所になることにより見物客が増え、山にゴミを捨てられる等の問題が起きて困ることもあるそうです。史跡の管理が大変になってくると、保存会だけではなく8つの土地の所有者がそれぞれ管理を行います。「今は、限界集落や少子化問題がありますが、現状を維持していきたい。ご先祖様の供養と思い、今後も見守り続けていければと思います」と語る千葉さんの言葉からは、後世へ伝えていく使命の気持ちが伝わってきました。

 

 

藤壺の滝(金山抗入口)
藤壺の滝(金山抗入口)

 

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