室根町史談会

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令和3年度文化史講座「室根の神社仏閣を知ろう!」第1回の様子

令和3年度文化史講座「室根の神社仏閣を知ろう!」第1回(6月)の様子

基本情報

(idea 2022年8月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

平成3年3月結成。郷土の歴史調査研究や講演会・研究発表会など、郷土の歴史を語り、文化の交流と地域の発展を目的とする事業を展開。現在の会員は21名(令和4年4月1日現在)。

 

〒029-1201 一関市室根町折壁字大里201-1

一関市室根市民センター内(経由)

 

TEL:0191-64-2347(同上)

「歴史を身近に感じる機会」を提供し続けて

歴史は「今から一緒に考えても良い」もの

 国指定重要無形民俗文化財である「室根神社祭のマツリバ行事」をはじめ、数々の歴史遺産や伝説が語り継がれる旧室根村。そんな室根において、地域住民が郷土の歴史に興味関心を持つきっかけを作り続けているのが「室根町史談会」です。令和4年3月に創立30周年を迎えた同会は、結成年から現在に至るまで、室根市民センター(当時は室根公民館)との共催形式で、古文書教室や歴史講演会といった講座を開催し続けてきました。 

 

 結成当時、近隣の他市町村ではすでに史学会が活動しており、「室根でもやるべき」という機運が。そこで、当時の公民館が側面的支援を行い、平成3年3月、故・熊谷肇氏(元室根公民館長)を会長に、退職教員(校長先生含め)や行政OBなど、「地域の錚々たる方々」38名で結成します。

 

 当時の同会を「雲の上のおそれ多い存在だった」と振り返るのは、同会5代目会長の千葉栄一さん。会員のみなさんもやはり「敷居の高い存在だった」と頷きますが、現在の同会には非常に和やかな空気が流れます。誰かが歴史を教授するというよりも「一緒に知っていきましょう」という方針であり、敷居が高いイメージから脱却するために「『室根を歩こう会』などに名前を変えようかと考えたこともある」と、みなさんは笑います。

「郷土の歴史」は「我が家の歴史」の積み重ね

 「地域の歴史には関心がなかったのに、退職したら不思議と自分のルーツを知りたくなった」と話すのは副会長の渡邊精一さん。「家の古文書や家系図を読みたい」という理由で同会が開催する古文書教室に参加しました。当時は同会員の故・小野寺健氏が古文書教室の講師を務め、黒板を使いながら熱心な指導を行っていました(現在は一関市博物館の学芸員が講師)。  

 

 その後、同会に入会した渡邊さんですが「70歳を超え、できなくなってきたことがある半面、『この年だからこそできること』もあると気づいた。孫子に伝えないと『我が家の物語』が消えてしまう」と、古文書や家系図を紐解き、原稿入力から製本まで全て手作りの冊子も作成したのだとか。

 

 古文書講座はコロナ禍の令和2年度においても、題材となる古文書や資料を配布し、自学自習という形式で実施。結成当初から現在に至るまでの30年間途切れることなく開催し続けています。

身近な歴史ロマンにも思いを馳せて

 「文化史講座」も長きに渡って開催している講座の一つ。市民センターが主催する講座ですが、同会の役員が「運営委員」を務めており、講座の企画運営に携わると同時に、同会員への参加も呼びかけます。

 

 令和3年度の文化史講座は「室根の神社仏閣を知ろう」と題し、町内各地区の神社仏閣を実際に巡るという内容。延べ参加者73名の中には「この地にお嫁にきて、地域のことを知りたい」と、仕事を休んでまで参加してくれた若い女性も!

 

 神社仏閣を巡る中では、参加者や巡った先の地域の方から新たな情報をいただいたり、この機会に周辺の環境整備をして待っていてくれたりと、各種波及効果が。史談会会員、一般参加者、神社仏閣を管理する地域側、それぞれにとって地域の歴史資源の価値を再認識する機会となっています。

 

 令和3年度に浜横沢地区・津谷川地区を巡り、残りの下折壁・上折壁・釘子の3地区は令和4年に実施予定。6月に開催された令和4年度の「文化史講座開講式」には、会員含め40名弱が参加し、アマチュア講談師・地伏亭金目さんによる特別講談と、千葉さんによる歴史講演が行われました。

 

 室根神社本宮と関連がある浜横沢地区の「御袋神社」を演題とした千葉さんは、その由緒を複数の視点で紹介しながら「昔の人たちの発想には感心する。みなさんならどのような由緒を想像するか、晩酌しながら考えてみては?」と締めくくり「わからないことがあるから面白い」と笑顔を見せます。

 

 令和3年11月には30周年記念式典を、令和4年3月には30周年記念誌も発行した同会。記念誌発行の中心を担うなど、長年事務局としても会に貢献してきた副会長の小山太郎さんは「互いに支え、学びに対する興味や機会を与え続けている」と活動の意義を語り、 「残されている文献があってこそ、歴史に思いを馳せられる。残しているのは各地の史談会や先輩方」と、同会が今後担うべき役割も見つめています。

郷土の歴史を学ぶ意義とは?

会長

室根町史談会 会長 千葉栄一さん

ちば えいいち

千葉 栄一さん

平成25年~28年まで副会長、平成29年から会長へ。一関市の文化財調査委員も担っており、小菊農家の作業も含め、忙しい日々の合間で歴史に思いを馳せます。

 

A.忍

副会長

室根町史談会 副会長 小山太郎さん(左) 渡邊精一さん(右)

おやま たろう        わたなべ せいいち

小山 太郎さん(左) 渡邊 精一さん(右)

小山さんは平成25年から、渡邊さんは平成29年から副会長として会を支えています(小山さんは事務局も兼務)。

 

 

A.今できることを


photo gallery

30年続く人気講座

人気講座の古文書教室の様子

市民センターと共催する古文書教室は延べ参加者数1600人以上!写真は平成31年度の様子(題材『伊勢参宮道中記』)。

若い世代も参加!

文化史講座の様子

令和3年度の室根市民センター文化史講座「室根の神社仏閣を知ろう!」の様子。この日は浜横沢地区の神社仏閣を探訪。

知られざる歴史

30周年記念講座の様子

令和3年11月に開催された「30周年記念講演会」では、津谷川地区の「浮野遺跡」発掘調査とその成果について学びました。

「御袋神社」の謎

令和4年度文化史講座開講式での歴史講演の様子

令和4年度文化史講座開講式での歴史講演。千葉さんが令和3年に発行した『御袋神社御由緒』をもとに講演しました。

 

 


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