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ひこばえ食工房

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記事内の写真や資料は、当情報誌での使用について許可をいただいて掲載しております。

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ひこばえ食工房 加工場前での集合写真
ひこばえ食工房 加工場前での集合写真

基本情報

(idea 2021年8月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

 

 ひこばえ食工房

 平成22年発足。正式名は「室根12区農産物加工組合(※任意組合)」。現在は室根12区自治会内の10戸13人で構成。「矢越かぶ」を使用した「かぶ蒸かし」などを、「道の駅むろね」等にて販売するほか、各種地域イベントにも参加、協力している。

 

〒029-1202 一関市室根町矢越字山古沢92-1

 

TEL:090-1935-3806(事務局:小野寺)

 

 

写真:加工場前での集合写真。現在はこのメンバーに若手農家が加わっている。

新しくも古い、地区ゆかりの味をきっかけに

世代交代で資金確保親世代の想いを繋いで

 

 オレンジ色に近い鮮やかな黄色が目を引く「矢越かぶ」。明治時代に矢越の種売り行商人から広められたと伝えられる固定種です。この「矢越かぶ」をもち米とともに蒸かした「かぶ蒸かし」は、県の「食の匠」制度にて、平成9年に食の匠の「一品料理」として認定されています。

 

 この時、食の匠に認定されたのは「ふるさとの味伝承の会」。今回取材した「ひこばえ食工房」の前身団体です。「かぶ蒸かし」を地区の味として販売するための加工場を持ちたいと考えましたが、補助金を活用しても、約500万円の自己財源が必要でした。

 

 そこで、主軸となる年代の世代交代も兼ねて、平成22年に息子世代を中心に「ひこばえ食工房」を結成。中山間地域等直接支払制度等を活用し、年100万円を3年間積み立てたほか、地元住民から木を無償提供(寄付)してもらい、資金源にするなど、自己財源の確保に努めます。

 

 晴れて加工場を持つことに成功した同会は、「かぶ蒸かし」を中心に精力的に商品開発も行い、現在では約13種類の商品を抱えるほどに成長。地区の味を後世に伝えながら、地元住民の交流の場や、生きがいづくりの場としても機能しています。

 

運命的な逆輸入「幻の矢越かぶ」

 「幻の」という冠がつく「矢越かぶ」。矢越地区での生産が途絶えた時代があったことが由縁です。

 

 平成元年、「牡蠣の森を慕う会」(現「NPO法人森は海の恋人」)が中心となり、気仙沼湾に続く大川流域の室根町矢越にて「森は海の恋人植樹祭」が開催されました。以降、毎年6月第1日曜日に開催されるこの植樹祭を、開催地としても盛り上げていこうと考えた室根12区自治会では、同運動のシンボルとして、かつて室根には60以上あったとされる「水車小屋(バッタリ含む)」を作ろうという運びに。平成6年に同自治会内に完成させた水車小屋は話題を呼び、植樹祭以外の時にも視察が訪れるようになります。

 

 ※流れる水を受けて木のテコが動き、先端の杵を上下させてヒエやコメなどをつく装置。

 

 「せっかく地区外から訪れる人がいるのだから、ここならではの特産品を作れないか」そう考えた同自治会。検討を重ねる中で見つけたのが、かつてこの地区で生産されていたとされる「矢越かぶ」の存在でした。

 

 どうにか復活させられないかと種などを探していたところ、宮城県気仙沼市の大島に同様のかぶがあることが判明!矢越の種売り商人が大島に伝えたとみられますが、ひこばえ食工房事務局の小野寺寛さんの奥様が大島出身というご縁で、この種を分けてもらうことに成功します。

 

 実は地区内でも奇跡的に見つかった種があり、その種と、大島からの種の2種類で栽培を続けるうち、かつての「矢越かぶ」に近いかぶを栽培できるようになったのだとか。

 

 現在「矢越かぶ」は、小野寺さんを中心に栽培され、同会商品として加工されるほか、市内のレストランや道の駅へ出荷。さらに近年は東京にも年間200㎏程を卸すなど、その味や鮮やかさ、ストーリー性が話題を生み、注目され続けています。

 

 

 

生きがい・やりがいを提供できる場を目指して

  B級グルメ「ハラミ焼き」のPR活動を行う「いちのせきハラミ焼なじょったべ隊」の出店協力として、ハラミ焼きに使用する玉ねぎのカット作業なども請け負うなど、他団体との連携も積極的に行う同会。現在は、組合化・法人化をしていませんが、近く水田の基盤整備のために、営農組織(農事組合法人)が立ち上がるため、その傘下に入る予定です。「集落営農が始まり、機械化が進めば、余剰労力が発生するはず。そうした中高年層の受け皿として、ひこばえ食工房を機能させていきたい」と事務局の小野寺さん。その時を見据え、日中にできる作業を増やせないものか、構想を練る日々です。

 

 その一環として6月から始めたのが「新商品開発懇談会」。月に2回、作業とは別に会員が集まり、新商品開発に向けてアイディアを出し合い、試作を重ねています。同懇談会には、新規就農した若手農家(同会会員)や、同地区に今年度着任している「緑のふるさと協力隊」の隊員など、若い世代も参加。「地域づくりに必要と言われる『ワカモノ・ヨソモノ』が集まっているこのタイミングだからか、やる気が出てくる」と、会のみなさんは笑顔を見せます。地区内外に愛される新商品の完成が今から楽しみです。

 

 

「やりがい」を感じる瞬間は?

組合長

ひこばえ食工房 組合長 小山栄一さん

おやま えいいち

小山 栄一さん

 

 

 

A.みんなで楽しく話合って決める時

会員(衛生管理責任者)

会員(衛生管理責任者) 三浦きく子さん

みうら きくこ

三浦 きく子さん

 

 

 

A.完売につきる‼

 


photo gallery

山椒の収穫作業

ひこばえ食工房 山椒の収穫作業風景

「朝倉」という品種の山椒が地区内に植えられており、6月中旬に会員が収穫。山椒100%の佃煮は夏の人気商品です。

ロングセラー人気商品

ひこばえ食工房 ロングセラー人気商品

看板商品はもちろん「かぶ蒸かし」ですが、室根町産のもち米と大豆を使った「達者もち」も長年の人気商品です。

 

 

幻の矢越かぶ

ひこばえ食工房 幻の矢越かぶ

 ポタージュやムースなど、甘みを活かした料理も可能な矢越かぶは、収穫後、2週間ほど熟成させることで甘みが増します。

 

新商品開発懇談会

ひこばえ食工房 新商品開発懇談会

 会員がそれぞれアイディアや試作品を持ち寄り、和気あいあいと新商品を検討中。時にはその場で調理が始まります(笑)

 


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