有限会社 白い時計台の千田

~迫力ある龍の踊りで、市民とまちを元気に~

店主 千田 隆 さん
店主 千田 隆 さん

 みなさんは、一ノ関駅内に飾られている「大龍神」をご存じでしょうか?光沢ある鱗を体中に纏い、背中には赤く炎のように逆立った鬣。金色の体毛で覆われた顔面には、大きく見開いた瞳と尖った牙がずらりと並び、力強さと神々しさを感じさせます。この龍は毎年大町で開かれる夏祭りで迫力ある舞を披露し、見る人の目を楽しませ、長年に亘り地域を盛り上げてきました。今回の記事では、その踊りに想いを懸ける「白い時計台の千田」の千田店主さんを取材し、お話を伺いました。

歴代の大町商店街の店主が集う「一関銀座会」

 慶弔10年(1604)頃、一ノ関駅前の商店街に「大町」の地名がついてから、一関の商業政策を先取り栄え続けてきた大町商店街。しかし、戦後の変遷気に、カサリン・アイオン両台風の襲来や相次ぐ大水害により、壊滅的な被害を受け、ここで崩壊した商業基盤の確立・安定のため、「行政区と共に地域振興を推し進め、中心商店街を復活させよう!」と大町の商店主が結集して会を設立。これまでの「大町分科会」を昭和27年に改称し「大町銀座会」と名づけました。

商売繁盛を祈願した初代「銀峰山大龍神」

 大町銀座会は、商店街を復興し人を呼び戻そうと、目玉となる龍の踊りを発案。手作りした龍は「銀峰山大龍神」と命名し、昭和33年に初めて披露した踊りは大好評を得て、祭りのメイン行事となりました。

 それから年月を経た現在、会の会長を務め30年目になる千田さんは、「やるなら本格的な龍で踊りたい」と、銀座会会長に相談し、商店街周辺の企業から集めた寄付金で、長崎県の伝統祭りである「長崎くんち」で使われる龍と同じものを製作依頼。半年後に受け取った龍は、大きい龍が全長21mで担ぎ手は11名。小さい龍は小学生が力を合わせて担ぎ、現在若者の担ぎ手(男女問わず)を募集しております。

 他、爆竹やドラを鳴らす人等を含め、当日に必要な人数は30~50名ほど。銀座会のメンバーを始め、商店街の企業の若手社員に参加を募り、初代から受け継がれる踊りを2カ月かけて猛特訓。本番は、真夏の太陽が照りつける中、大町~山目地域をぐるりと一周し、ローテーションで30回以上も繰り返し踊ります。非常に体力が必要な活動ですが、観客から大きな拍手を貰った時は嬉しかったと笑顔を見せてくれました。

市民皆が楽しめる夏祭りであるために

 一方、さまざまな問題も抱えています。長期に亘り行っている銀峰山大龍神でも、一関に住み続けている市民から「初めて知った」と言われることもあるそう。また、観客や大龍神を行うための人手が足りない、祭りを継続させるための資金がかかる等、「活動を続けたいが、やっている人はすごく大変です。」と千田さん。「夏祭りは市民総参加の行事ですが、昔と比べると参加者は減少しています。まちを盛り上げ活気づけるために、地域の方々の協力が少しでも欲しい。そのために私達は毎年銀峰山大龍神を行い、それを見る子どもが『自分が大人になったら龍を担ぎたい!』と言ってもらえるように、これからも活動を続けていきたいと思います。」と明るい笑顔で話してくれました。

 商店街と共に一関の歴史を刻んできた銀峰山大龍神。一関市の商店街のために、これからも年に一度の夏祭りをさらに熱くし、迫力ある踊りで見る人の心を楽しませ続けます。

 

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