10月24日(土)・25日(日の両日、一関中学校では関中祭が行われました。今回、とあるご縁から24日にお邪魔してきました。
その「とあるご縁」というのは、一関中学校1年生が「未来に残したい地域遺産を見つけよう」というテーマで市内各地をフィールドワークした9月4日に遡ります。3クラスが各5班ずつにそれぞれ訪問先を考え、インタビューしたり写真を撮りながら取材を敢行し、それを文化祭で発表することになりました。
いろいろな訪問先(お店、神社やお寺、釣山や公園など)があった中、いくつかの班はいちのせき市民活動センターを訪問先として選んでくれました。取材に訪れた際、きちんと挨拶をして一人一人質問をしていきました。センタースタッフは交代で取材に応じ、市民活動センターの紹介と、「皆さんのお家の方や地域の方々が、皆さんに将来住みよい地域に住んでもらおうと一生懸命取り組んでいること」や、「生徒の皆さんも一関をより良い地域にしていくために自分の意見を出し、学校や地域の活動に積極的に参加して行ってほしいこと」などを伝えました。
しばらくして、一関中学校からお手紙が数通届きました。取材に来た班の生徒さんからのお礼の言葉と、「文化祭でフィールドワークの発表を行うのでよかったら見に来てください」という内容の文面でした。10月24日と言えばいちのせき秋フェスタ(一関地方産業まつり:「商工祭」「農業祭」)、そしていすー1GPなどイベント目白押しでしたが、せっかくの機会ですのでフィールドワークの発表の時間にお邪魔する事に。
・1年生は、未来に残したい地域遺産として、①お寺・神社②自然・環境③食文化という分野ごとに、それぞれ自分たちが訪問した先を、写真を交えたスライドで紹介。未来に残したい郷土料理として「もち」、全国にアピールしたい食べ物として「曲がりねぎ」などをあげました。フィールドワークでの取材時のエピソードも交えて一関市民の優しい人柄にも触れ、「私たちは地域に支えられ、地域に育てられている」という発表を聞いて、一関中学校の生徒たちがフィールドワークを通じて良い経験をしたのだなという事が伝わってきて、とても嬉しい気持ちになりました。
一関中学校の文化祭は翌日も合唱コンクールなどが行われていたようです。
一関中学校の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました。ぜひ、未来の一関を素敵な街にしていってくださいね!
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