仕事も一関も関係ないシリーズ第3弾!
3月29日、胆沢文化創造センターで開催されたミュージカル「ピーター・パン」を見てきました。今回は「いさわジュニアミュージカルスクール」と「NPO法人劇団ゆう」の合同公演。奥州市近郊の小学生~高校生も大勢出演する若さあふれる舞台になりました。(今回も撮影ご遠慮くださいの為、画像なしです。あしからず)
劇団ゆうさんは、岩手県内でも数少ない認定NPO法人の一つ。以前(平成25年12月)なのはなプラザで開始された認定NPO法人についてのセミナーに事例ゲストとして参加されており、そのセミナーに参加していた私も劇団ゆうさんの活動のお話を聴講していました。私の記憶では、その時劇団ゆうさんから来ていた方の一人が今回の公演で主人公ピーター・パンを務めた小川千春さんでした。今回の公演を見に来た理由はそういう経緯もありました。劇団ゆうさんの講演がどんなものか一度見てみたいと思っていたのです。
さて、以前紹介した「オズの魔法使い」や「新春寄席」では睡魔に襲われた私でしたが、やはり今回も途中睡魔に襲われ、結構終盤のいいところで瞼が明いていませんでした。何かの気配を感じ目を開けると、客席に向かってステージからキャストが下りてきたところでした。居眠りしていた私を見る悲しげなウェンディの眼差しと寝起きの私の目がばっちりあってしまいました。ごめんよ、ウェンディ。
とはいえ、予想していたよりも舞台は魅力的で、子供たちの歌や踊りも一所懸命で引き込まれました。高校生以下のキャストの中でも結構セリフの多い役の子もいましたが、堂々としており、うちの娘は中高生のキャストが良かったと言っていました。私は優しそうなウェンディに視線が釘づけ(終盤の居眠りで説得力ないですが)でした。
ピーター・パンもオズの魔法使い同様、正確なストーリーは知りませんでしたし、今回の公演もオリジナルとは違うのかも知れませんが、童心に帰って楽しめました。ピーター・パンの世界には本当の悪者はいないんですよね。フック船長も愛すべきキャラ。惜しむらくはティンカーベルが演出上の関係であまり活躍しなかったことですが、アパッチとインディアンの子供たちの熱演がそれを補って余りあるという簡易でした。
会場には舞台に出演している子供たちの親も来ていたと思いますが、さぞ誇らしい気持ちだったろうと思います。小学校の生活発表会で演奏する子供の姿を見てもウルウルする私からすると、このような舞台に娘が出演していたら号泣一直線間違いなしです。
カーテンコールが終わった後、帰りのロビーではキャストが勢ぞろいでお見送り。私は30センチの距離までウェンディに近づきましたが、「良かったです」という声はかけられず仕舞い(シャイな48歳)。至近距離のウェンディもやっぱり素敵でした。
いさわジュニアミュージカルスクールは15周年だそうですが、子供たちがそこで学んだ表現力で岩手を元気にしてほしいと思いました。意外に近いところでこうした活動を見られる機会があるので皆さんも次の機会にぜひご覧になってはいかがでしょうか。ちなみに今回の公演は大人500円、子供は無料でした。一関でもこうしたものがあるといいですよね。
中学生になる時、「ガラスの仮面」に影響を受けて演劇部に入ろうかと思ったけどやっぱり入らなかったという過去を持つ私のミュージカル俳優魂?に火が付いた1日でした。帰りの車を運転しながら、アナと雪の女王の「Let it go」を熱唱したのは言うまでもありません。
劇団ゆう
http://gekidan-yuu.com/
いさわジュニアミュージカルスクール
http://www.isawabunso.com/jas/musical1.php
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