第4回かやぶき祭り


・11月9日日曜日、千厩町小梨の「岩手県指定有形文化財 村上家住宅」で第4回かやぶき祭りが開催され、ちょっとだけ覗いてきました。正午過ぎから子供の練習試合が千厩中で予定されていたので、開始前の30分くらい見学できればと思い村上家を目指しました。


・最初から計画的に準備していたわけではなく、舞川から村上家を目指したものの道がわからず千厩警察署で道を尋ねました。「さっきも村上家の場所を尋ねられました」ということで、私以外にも村上家を目指していた方がいたようです。言われた通りに車を走らせたつもりでしたが、途中で道に迷い、どうにか道路沿いで人を発見して再度道を尋ねてようやくたどり着きました。

近くの道路から見るとこんな感じ。
近くの道路から見るとこんな感じ。
かやぶき屋根が印象的な「岩手県指定有形文化財 村上家住宅」の母屋。私は初めて来ましたが落ち着いた雰囲気を感じました。
かやぶき屋根が印象的な「岩手県指定有形文化財 村上家住宅」の母屋。私は初めて来ましたが落ち着いた雰囲気を感じました。
中には暖炉が。時折ぱちぱちと音を立てる柔らかい炎を見ていると、自分の中の日本人としての感覚が呼び起されるような気がしてくるのは何故なんでしょうか。
中には暖炉が。時折ぱちぱちと音を立てる柔らかい炎を見ていると、自分の中の日本人としての感覚が呼び起されるような気がしてくるのは何故なんでしょうか。
私が到着した時には、ちょうど「祝いもちつき振舞隊」の皆さんが自慢ののどを鳴らしながら餅つきの真っ最中でした。
私が到着した時には、ちょうど「祝いもちつき振舞隊」の皆さんが自慢ののどを鳴らしながら餅つきの真っ最中でした。
「どーんどーんぱーんぱーん、どどぱーんぱーん・・・」威勢の良い歌声に合わせて手拍子をしながら餅がつきあがるのを待ちます。
「どーんどーんぱーんぱーん、どどぱーんぱーん・・・」威勢の良い歌声に合わせて手拍子をしながら餅がつきあがるのを待ちます。
つきたてのお餅は来場者へお振舞。
つきたてのお餅は来場者へお振舞。
11時までは「すばらしいかやぶき民家と暮らす」をテーマに座談会が行われたとのこと。それにしても天井高が高い!
11時までは「すばらしいかやぶき民家と暮らす」をテーマに座談会が行われたとのこと。それにしても天井高が高い!
かやぶき祭りを主催した「かやぶき民家を残す会」ではかやぶき職人の養成も行っているそうで、村上家住宅の近くには職人さんの練習場所も。(写真はかやぶき屋根の原材料と思われる)
かやぶき祭りを主催した「かやぶき民家を残す会」ではかやぶき職人の養成も行っているそうで、村上家住宅の近くには職人さんの練習場所も。(写真はかやぶき屋根の原材料と思われる)

・かやぶき民家を残す会の村上会長は!いちのせき市民活動センターにも時折足を運んでくださいますが、会の為にやれることは何でもやってみよう、チャレンジしてみようという姿勢には本当に頭が下がります。


・私は午前中で失礼しましたが、帰り際に自転車の集団が到着。お話を伺ったところ「かやぶき祭りを目当てに来た」のだそうです。餅振る舞いに間に合ったかどうかは不明。午後からは他のかやぶき民家を見学するバスツアーも開催されたとのことです。