一関地方に伝わる民話・伝説を聞く「語り部の会」

・一関地方に伝わる民話や伝説を、地元の言葉で語り継いでいる「いわいの里ガイドの会」の語り部が、遠野の語り部を招いて共演する「語り部の会」が10月24日、旧沼田家武家住宅を会場に行われました。


・先日の平泉ゆかりマップモニターツアーに参加した際、車中で語り部の一節を聴く機会がありましたが、「昔あったずもな」で始まり、とつとつと語られる世界は、なかなか味わいがあるものでした。今回はなのはなプラザからも歩いていける距離の旧沼田家が会場という事で、少しだけ拝聴に伺いました。


会場となった田村町にある旧沼田家。地主町と大町に挟まれた市内中心部、こんな歴史を感じさせる建物がある事を意外と知らない方も多いのでは?
会場となった田村町にある旧沼田家。地主町と大町に挟まれた市内中心部、こんな歴史を感じさせる建物がある事を意外と知らない方も多いのでは?
私が到着した時はざっと見た感じ40人位いたでしょうか。旧沼田家は民話を聞く場所としてやっぱり雰囲気がありますね。
私が到着した時はざっと見た感じ40人位いたでしょうか。旧沼田家は民話を聞く場所としてやっぱり雰囲気がありますね。
第一部はいわいの里ガイドの会の語り部チーム。7名の方が一話ずつ交代で登場しました。千葉登喜代さんのお話はその名も「女殺坂」。悲しいお話でした。
第一部はいわいの里ガイドの会の語り部チーム。7名の方が一話ずつ交代で登場しました。千葉登喜代さんのお話はその名も「女殺坂」。悲しいお話でした。
第二部は遠野ふるさと観光ガイドの細越沢会長。場数を踏んでいるオーラが出ていました。ポジショニングが悪く逆光写真で残念。
第二部は遠野ふるさと観光ガイドの細越沢会長。場数を踏んでいるオーラが出ていました。ポジショニングが悪く逆光写真で残念。
時間の都合で細越沢会長の一つ目のお話を聞いた所で失礼しました。旧沼田家には普段もガイドの方がいてご案内していただけるようですので、来たことがないという方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
時間の都合で細越沢会長の一つ目のお話を聞いた所で失礼しました。旧沼田家には普段もガイドの方がいてご案内していただけるようですので、来たことがないという方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

・当たり前ではありますが、声やしゃべり方が語り部さんによってそれぞれ個性があるので、聴衆も聞き比べを楽しんでいたのではないでしょうか。演目(という表現で良いのかわかりませんが)の中には一関市内の地名なども出てきて、その名前の由来につながる伝説が語られて「なるほど、そういう事があったのか」というものもありました。


・旧沼田家は市内中心部にありますが、一歩中に足を踏み入れると昔にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれます。そこでの語り部の会にはゆっくりとした時間が流れ、しばし現世を忘れさせるような趣がありました。ぜひ若い世代の方にも聞いてほしいと思いました。



旧沼田家武家住宅:電話0191-21-8188

いわいの里ガイドの会:電話0191-48-5888


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コメント: 1
  • #1

    ランキン 英子 (木曜日, 10 9月 2020 09:01)

    一関市脇田郷に住んでいる女性12名ばかりのグループです。
    お伺いします。「語り部の会」のどなたかかに「出張」の形でお願いすることは可能なものでしょうか?
    御返事を下記のメールにお寄せください。
    pucci-tootie@yellow.plala.or.jp

    ありがとうございます。