社会福祉法人 ふじの園

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社会福祉法人 ふじの園 「一関藤の園」の職員と子どもたち

基本情報

(idea 2020年12月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

 平成16年4月設立。現在、42名の子どもが入所(定員51名)し、卒園生は延べ600人以上。養護目標は「ありがとう・ごめんなさい・お願いします」と言える子どもの育成です。

 

〒021-0061 一関市山目字館2-5

TEL 0191-23-1544

FAX 0191-23-1545

HP http://fujinosono.or.jp/

 

写真:「一関藤の園」の職員と子どもたち

「子どもたちの最善の利益」のために

減少の兆しが見えない社会的養護の現状

 社会福祉法人ふじの園は、岩手県南で唯一の児童養護施設(※1)「児童養護施設一関藤の園」と「認定こども園一関藤保育園」2つの児童福祉施設を運営する法人です。元々は、青森県青森市の社会福祉法人藤聖母園が運営をしていましたが、地域に根差した法人運営と地域のニーズに応えたいという思いから、平成16年に分離しました。

 

 「子どもたちが安全で安心して暮らせる環境を整え、子どもたちと一緒に生活を紡いでいくことが大事で、決して教育やしつけの場ではない。あくまでも子どもたちに寄り添う場」と話すのは、一関藤の園園長の渡部俊幸さんです。

 

 児童虐待等によって心身ともに傷つく子どもは後を絶たず、令和2年1月~5月までの児童相談所での児童虐待相談対応件数(※2)は、岩手県だけでも753件、全国では8万73件もの相談が寄せらせています。社会的養護を必要とする子どもは減らない中、施設へ入所する子どもは減少傾向にあります。この点に関して渡部さんは「子どもの権利条約や改正児童福祉法にあるとおり、家庭や地域から子どもを切り離さず、子どもの最善の利益を考慮した取組が進んでいることが要因ではないか」と分析。同園でも国の児童養護に関する指針等を踏まえ、子どもたちにとってより良い環境を考え続けています。

 

※1 保護者のいない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を必要とする児童を入所させて養護する施設。退所した児童に対する相談その他の自立支援も行う。原則として、乳児を除く18歳までが対象(乳児は「乳児院」)。

※2 厚生労働省の速報値より

家族に近い関係性と温かい生活を提供するために

 同園には、子どもたちが生活する本館の他に、親子訓練棟(※3)、体育館、アフターケア・ホーム(※4)、地域小規模児童養護施設(※5)があり、本館には、図書室や地域交流ホールといった部屋も設けられています。

 

 また、子どもたちが生活するスペース(ユニット)には、みんなで食事やテレビを楽しめるリビングはもちろん、中高生にはプライベート空間が確保される個室が用意されているなど、家庭に近い環境を整えています。

 

 渡部さんは、「子どもたち一人ひとりをかけがえのない存在として温かく包み込むような施設でありたい。そのためには安心できる大人の存在が大切です。そして子どもたちの生活に関わる『衣食住』を丁寧にサポートすることを心がけている」と話します。

 

 休みの日には、一人ひとりの意向に合わせ、お菓子作りをしたり外食に行くことも。子どもが甘えられる環境と自立のための環境どちらも大切にしながら、子どもたちに寄り添う姿がそこにはありました。

 

※3 保護者と子どもが交流したり、生活体験を行う。また、卒園後に一人暮らしを始める子が、光熱費や、家事の大変さなど知るために、1週間~1か月の生活体験の場にも利用。

※4 卒園した子どもたちが生活や仕事の悩みなどを相談するための支援施設。

 

※5 分園とも呼ばれ、地域にある民家を借りてより家庭に近い環境で養育を行う。地域と関わる機会も多く、社会とのつながりを一番感じやすい施設。定員6名。

 

地域とのつながりと「夢」の第一歩を応援

 民区の行事に参加したり、地域の団体が夏祭りを企画してくれるなど、地域とのつながりも大切にしている同園。ショートステイ(※6)、トワイライトステイ(※7)など、地域住民が利用できる子育て短期支援事業も行っています。コロナ禍で施設の恒例行事や地域とのイベントも中止や縮小になっているものの、地域との交流は今後さらに深めていきたいと考えているのだとか。

 

 また、児童養護施設に入所する子どもの進学率は一般的に低く、その多くは経済的な理由で進学を諦めたケース。そんな子どもたちを支援するため、同園では寄付金を活用し、3年前から進学支援事業を開始しました。

 

 この3年間の進学者は6人で、調理師や保育士、建築士などを目指す人も。「数年前から給付型の奨学金など国の支援も充実してきた。学費や生活費など全てを賄えるわけではないが、本人がその気になれば専門学校や大学にも行ける。進学したからといって100%その職に就ける保障はないが、自分の可能性を広げる機会にはなる」と話し、諦めず努力すれば夢や希望が叶うことを伝え続けている渡部さん。

 

 最後に、「当園には様々な人の想いや力が詰まっている。園の基本理念である『祈りと感謝の心』を大切にしながら、これからも子どもたちの幸せを祈り、守り育てる拠点として活動を続けます」と、力強く語ってくださいました。

 

※6 仕事・疾病・出産・事故・災害等の理由で子どもの養育が一時的に困難となった場合、短期間施設で養育を行う事業。

※7 仕事上の関係で一時的、または恒常的に帰りが遅くなる場合、親が帰宅するまで施設が子どもを預かる事業。 

活動の「原動力」は?

園長

社会福祉法人 ふじの園 一関藤の園 園長 渡部俊幸さん

わたなべとしゆき

渡部俊幸さん

 

単身赴任で全国各地を転々と回る会社員でしたが、会社を辞め、平成7年頃に妻の実家がある一関市へ移住。一関藤の園には26年間関わっています。

 

A.みなさんのやさしさ!

児童指導員

社会福祉法人 ふじの園 一関藤の園 児童指導員 小野寺雄馬さん

おのでらゆうま

小野寺雄馬さん

 

子どもや職員からも慕われる小野寺さん。今年8月に一児のパパになりました。奥さんとの出会いはこの職場だったとか…♡

 

 

A.こどもの成長


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