おはなしぱちぱち

一関 千厩 おはなしぱちぱち せんまや夜市でのおはなし会

基本情報

(idea 2020年3月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

千厩町を中心に絵本や紙芝居などの読み聞かせ活動を続けて今年で19年。読み聞かせを通じた子どもたちとの交流や本の魅力を伝える活動が認められ、平成31年に文部科学大臣表彰の優秀実践団体に選ばれました。

 

 〒029-0803 一関市千厩町千厩字前田27-1

 TEL 0191-52-2587(代表・佐藤)

 

写真:せんまや夜市でのおはなし会

読み聞かせを通じて子どもたちに豊かな心を

公民館の講座から読み聞かせグループへ

 千厩町内を中心に活動する読み聞かせグループ「おはなしぱちぱち」。今年で活動19年目を迎え、千厩で育った子どもは、皆一度は同会の読み聞かせを経験しているともいわれるほど、年間を通して様々な場で子どもや大人が本とふれあう機会をつくっています。

 

 発足のきっかけは、千厩町時代に千厩公民館(現千厩市民センター)が開催した「読み聞かせ講座」。受講者たちが「講座が終わってそのまま解散ではもったいない」と平成13年に同会を結成することに。現代表の佐藤牧子さんは当時、教員退職後に社会教育指導員として活動のサポート役として関わっていましたが、初代代表が亡くなられたことで代表を引き継ぎ、持ち前のリーダーシップで活動を牽引してきました。

 

 活動で悩むのは「どう読むかよりどんな本を読むか。今は本があふれていて選ぶのが難しい」と話す佐藤さん。本選びの際は、発足のきっかけとなった講座で教えてもらった「成人を迎えた本(20年経っても発行され続けている本)」というポイントをひとつの基準にしながら、実際に肌で感じる子どもたちの反応や最近の傾向なども考慮。練習を重ねることはもちろんのこと、1冊5分程の読み聞かせにも丁寧に時間をかけて準備しています。

読み聞かせを通じた交流がやりがいに

 同会の主な活動は、千厩図書館(毎月2回)とせんまや夜市(4月~10月)でのおはなし会、千厩町内の保育園・幼稚園・こども園・小学校への訪問、千厩老人福祉センターや地域行事、沿岸被災地での読み聞かせなど、年間の活動回数は100回以上、参加者は5000人を超えます。

 

 活動頻度は多くても、おはなし会の前にはミニチラシを作成し、終了後は子どもたちの反応はどうだったのかなどの振り返りの話し合いをします。それを記録に残し、会員に共有するというサイクルを毎回行い、読みっぱなしにしないようにしているとのことで、地道な取り組みが長年の充実した活動を支えています。また、地域の昔話や民話をもとに作成した脚本から、千厩高校の美術部へ絵を依頼し、紙芝居を制作したこともあり、地域の歴史や文化の継承にも貢献。

 

 こうした活動を通して、子どもからは「ぱちぱちのおばちゃんだ」、親からも「この前のおはなし会でお世話になりました」とまちで声をかけられたり、「今度、孫が泊まりに来るんだけど、どんな本を読んであげたらいいか」という相談を受けることもあり、人との交流が会員の皆さんのやりがいにつながっているそうです。

本を読むことで育まれる想像力や表現力

  読み聞かせのポイントについて、佐藤さんは「技術ではなく、気持ちを込めて読む」と話された上で、「紙芝居のときは演技も入れるが、絵本を読むときは過度に声色を変えたり、演技したりはせず、子どもの想像力に任せる」と続けます。

 

 また、「テレビや映画は始まったら止まらないが、読み聞かせは子どもの反応や表情を見ながら読み進めることができる。読みながら途中で問いかけてみたり、子どもの方から本の内容について話し始めることもある。子どもの口を止めることはできないので、タイミングを見計らってまた読み始める」と会員の皆さんが話す読み聞かせへの姿勢や工夫から、読み聞かせは単に「読んで聞かせる」だけではなく、読む側、聞く側のコミュニケーションだと気づかされました。

 

 中にはじっとしていられない子もいますが、「そういう子も実はちゃんと聞いているので、無理に座らせたりはしない」とのこと。幼稚園児の頃は読み聞かせ中に走り回っていた子が、小学校高学年になった今でも通い続けてくれていたり、大人だけで来てくれる人もいたりと、読み聞かせの場が地域の居場所づくりにもなっています。

 

 「動きのない本だからこそ想像力が働き、自分が思うことを表現できるようになるのでは。本を嫌いな子どもはいない。本にふれる場を設けてあげることが大事」「最近は子どもより親に本を好きになってほしいと思うこともあるが、本とふれあう子どもを通じて親にも魅力が伝わるはず。そうした子どもたちとの交流の中で自分たちも癒され、学ぶ事ができています」と、これまでの活動を笑顔で振り返る会員の皆さんから、充実した活動の様子がうかがえました。

やりがいを感じることは?

会員

及川美恵子 千厩 一関 おはなしぱちぱち 会員

おいかわみえこ

及川美恵子さん

 

読み聞かせに関心を持っていた時に見かけたおはなし会のチラシがきっかけで会員に。高校時代に演劇部の経験があり、演技力が活きる紙芝居が特に楽しいそうです。

会員

西城久子 千厩 一関 おはなしぱちぱち 会員

さいじょうひさこ

西城久子さん

 

退職を機に頭の運動も兼ねて会員になったそうですが、会のメンバーからは「子どもと一緒に笑い、良いところを引き出すのが上手」と頼りにされています。


photo gallery

幼稚園での読み聞かせ

千厩 一関 おはなしぱちぱち 幼稚園での読み聞かせ

訪問の際は、会員が0歳児~5歳児の6クラスに分かれ、それぞれの年代に合わせて選んだ本を読んでいます。

千厩高校美術部と

千厩 一関 おはなしぱちぱち 千厩高校美術部 奥玉玉堀物語 紙芝居

千厩町奥玉の「奥玉玉掘物語」をもとに高校生が絵を担当した紙芝居。地域の昔話は老人クラブで特に喜ばれるそうです。

図書館でのおはなし会

千厩 一関 おはなしぱちぱち 図書館でのおはなし会

毎月第1土曜(午前)と第3土曜(午後)に千厩図書館で開催しています。今までに開店休業はなかったことが自慢です。

カルタ大会での読み手

千厩 一関 おはなしぱちぱち お茶ぱたきカルタ大会 読み手

千厩の「お茶ぱたきカルタ大会」では、読み聞かせで培った技術を活かしてカルタの読み手としても活躍しています。


訪問者数(累計)

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