磐乃井酒造株式会社 

代表取締役 阿部 徳彦さん
代表取締役 阿部 徳彦さん

基本情報

(idea 平成27年4月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

◆代表取締役:阿部 徳彦 さん 

◆連絡先:〒029-3205  一関市花泉町涌津字舘72番

◆電 話:0191—82-2100

◆FAX:0191-82-2101

◆URL:http://www.iwanoi.co.jp

住民の熱意で生まれた地域の酒造会社

激動の時代を駆け抜けて

 一関市花泉町は、旧町名からも伝わるように「泉」が多数存在し、花々や自然に囲まれた地域。特徴的な温暖な気候は上質な米を育み、岩手県内でも有名な米どころとなっており「餅文化」も栄えています。その土地の郷土料理とともに、人と人を結び付けてきた地酒「磐乃井」は地域住民の熱意によって生まれ守られ、激動の時代を駆け抜けてきました。

時代は大正、第一次世界大戦の影響もあり経済界は好景気に沸き、地方農村においても米価や繭価が高騰するなど地方経済も好況の時でした。そのころ、地域周辺では清酒醸造業者がなく、粗悪な密造酒の横行が多発。「密造を防止し地域の乱れを改善しよう」と、地域住民有志らが立ち上がり、大正6年に株主175名で公共性を帯びた地場企業として磐乃井酒造株式会社を立ち上げたのです。

戦争が激化した昭和18年からは、両磐地区の企業合同により「両磐酒造株式会社」となり醸造を休止していましたが、昭和28年から再び地元米を使用した醸造を開始し、地域の農家に活気を呼び戻しました。

地域住民の雇用の場

 「私の本業は稲作農家なんですよ」そう語るのは、同社代表取締役の阿部徳彦さん。平成5年の冬から蔵人として酒造りに携わり、取締役を経て平成18年から13代目代表に就任しました。

 「この地域の地場産業と言えば、米作り、農業ですが、先代方の熱意ある地場企業設立のおかげで、私たち農家が農閑期の働き先として輝ける場があるのです」と語り、「起業家としての華やカリスマ性はありません。地域の支えと先代方の“自分たちの酒を、自分たちの手で造っていく” という心意気を大切に受け継ぎ、従業員一丸となって蔵を守っていきます」と続けます。

地域の課題解決型から立ち上がった、酒造会社。地域に根ざした酒造りを目指す同社では、原料米もできるだけ地元産を使うなど素材にこだわりを持ち、地域との密度を深めながら昔と変わらぬ姿で、地酒造りに努めています。

全国へ地域発信

 「若い人たちの力、視点っていうのは本当に素晴らしい。発想が違うよね」そう語る阿部さん。現在、力を入れているのは“地域丸ごと発信”とのこと。「伝統を受け継ぐというのはもちろんのこと、さらに時代の変化に対応できる新しい取り組みも、我々の努めと思っています」と続けます。

 一昔前は、冠婚葬祭時等の流通で商品のそのほとんどが地元で消費されてきました。しかし、2年前にUターン就職した若手従業員の発想から、女性が飲みやすい商品や地元企業とのコラボレーション商品開発など新しい風が吹き始めます。

まもなく迎える創業100周年を前に「若手従業員や地域とともに守るべき伝統を継承しつつ、県内や地元素材の魅力を外へ発信していきたい」と意気込みを語っていただきました。

地元のお米で磐乃井ならではの酒造り。今年も味わい豊かな新酒が出来上がりました。
地元のお米で磐乃井ならではの酒造り。今年も味わい豊かな新酒が出来上がりました。

 

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