子育て世代が考える地域づくり

興田地区振興会         地域協働推進員 千田 秀明 さん    舞川地域課題対策協議会   同  上   吉田 真梨子 さん

  • 対談者 興田地区振興会 地域協働推進員 千田 秀明 さん
  • 舞川地域課題対策協議会   同  上   吉田 真梨子 さん
  • 聞き手 いちのせき市民活動センター センター長 小野寺 浩樹

地域づくりに大切なのは、「話し合いの場」

【小野寺】前にも地域協働推進員(以下「推進員」)さんとの対談は行いましたが、今回は推進員としても、PTAとしても地域づくりに関わっているというところでの話をお聞きしていきたいと思い、お二人との対談をご用意させていただきました。まずは、お二人が推進員になろうと思ったきっかけを教えて下さい。                          【千田】私は、前職時に一関商工会議所青年部に加入していたんですが、皆さんすごく熱心に地元を盛り上げたい・よくしたいという方がいっぱいいて、すごいエネルギーだなと思ったんです。ふと振り返ってみると、自分は地元のために何もやっていないなと考えさせられまして、そう思っているときに推進員のお話をいただき、しばらく悩みましたが、そういうお話を頂いたのはありがたいなと思い引き受けました。

興田地区振興会  地域協働推進員 千田秀明さん
興田地区振興会  地域協働推進員 千田秀明さん

【吉田】私は、舞川地域課題対策協議会(以下「課題協」)から、「課題協の事務局的なことをお願いしたい」というお話を頂いたのが最初でした。もともと舞川に住んでいて地域のことが好きなので、面白そうと思い推進員になりました。

【小野寺】お二人共、一大決心をされたなと思っています。これから自身が地域を動かし仕事をつくっていくということは非常にやり甲斐があるでしょうし、やったらやった分だけ実入りにしていかなければならないという、新しい仕事を作り出していくところでも面白みがあると思います。

実際に推進員になってみて、協働を進めることが難しいのか、地域づくりを進めるのが難しいのか、それぞれ感じることがあると思うんですよ。率直にどう感じていますか?

【千田】仕事を始めてまだ半年ですが、まだ難しいというところには至っていなくて、これからかなと思っています。今ま

でやってきた中では“話し合い”が大事だなと感じていまして、一方的に「あの人はこう思っているだろう」とか考えてしまいますが、よく話を聞いてみるとそうじゃなくて、「あっ、そういう考え方もあるんだな」と気付かされたこともあり、話し合いが大事なのかなと思いました。

【小野寺】興田はワークショップの場に慣れてきた感じがあって、皆さんしゃべるようになりましたよね。

【千田】まだ回数をこなしていないので「何かさせられる感」があるので、これから何かのタイミングでそういう話し合いの場を随時設けていけば、おそらく「ワークショップって自分達の話を聞いてくれる場なんだ」ということをわかっていただけると思います。

【小野寺】吉田さんはいかがですか?                                       

 

舞川地域課題対策協議会  地域協働推進員 吉田真梨子さん
舞川地域課題対策協議会  地域協働推進員 吉田真梨子さん

【吉田】最初は何もわからず、自分がどんな立ち位置でいればよいのかわからない状態でした。今はもう半年くらい経ちますが、少しずつ進め方が見えてきて、最近すごく楽しいなと思うようになったんです。

 意見を聞き入れる場所って大事だなと思います。話したいことはたくさんありますが、話す場がなかったり、上に偉い方々がいると若い方達は話しにくかったり、「どうせ自分が言ったって」という気持ちでいる方もいるかもしれません。そこを、どうやって皆が意見を言いやすい場をつくるか、意見を吸い上げるかというところを頑張りたいと思います。

【小野寺】多分、地域の人たちは自分の話を聞いてもらえる場を求めているんじゃないかと思います。意外と話をする場ってないじゃないですか。ワークショップの場で話したことが実現されれば、参加した皆さんは面白みを感じてもらえるでしょうし、今までなかったものをつくっているというのは、新しい土台を作れているのかなと思いますね。

若者を巻き込んでいくには

【小野寺】PTA世代・PTAの立場から見て若い方の参加はどう映っていますか?若者の代表という位置づけで、PTA会長さんを会議にご案内したり、組織に入ってもらっている地域もありますが、若者をうまく取り込んでいくにはどうしたらいいかという声がよく地域から聞こえてきますよね。

【吉田】若い人たちは仕事で忙しいからなんだかんだって、これ以上参加するようなことは減らしてくれという方も多いようですね。でもやってみると楽しいこともあるんだよってことを伝えたいです。

【千田】参加しても結果がついてこないだとか、何が得られるのかが見えないとか、そういうのも原因にはあるのかなと思います。

【小野寺】目的と成果が見えないから心配だし、何かやらされるのではという不安感があるんじゃないかと思いますね。

でも千田さんも吉田さんも、結構周りを巻き込んでいるじゃないですか。ワークショップに呼んだり、舞川だと講演会に来てもらったら、PTAのメンバーの方々に「写真撮ってね」「お茶用意してね」とか役割を振ったり。それって参加の誘発剤になっているなと思っていて、あて職でPTA会長は来ますが、自分が一人だと大変だから、もうちょっと巻き込むという促進になっているというところでは、舞川と興田は参加しやすい雰囲気ができているのかなと思っています。それがPTA会長の役じゃないかなと思いますね。

でも、PTAに集中してしまう今の風潮もよくないと思うんです。なので、PTAも独身者も入れる青年部を地域で復活させましょうという話を地域でさせてもらっているんです。そういう組織がないと独身者は地域での居場所がなくなるし、何でも若者=PTAになるのは避けたいですしね。

地域に行って話をしてみると、「若い人が参加しない」って話が出てきますが、若い人たちが参加できるそもそもの仕組みも場もないわけですよね。たぶん、PTAの立場として推進員をしているお二人は、同じPTAの仲間がいるので率先して関係をつくりやすいんじゃないかと思います。

 

二人が考える「こんな地域協働推進員になりたい」

【小野寺】地域で子育てしやすい環境をつくるためには何が必要だと思いますか?

【吉田】具体的にはまだ何も動き出せていませんが、民生児童委員さんなど専門的に関わる方々がいるので、横のつながりと子どもたちのつながりをつくってあげることが必要だと思います。

【千田】アンケートやワークショップとかで、若い子育て世代の悩みとか、「これが困る」「こうしたい」という意見が出るんですが、逆に先輩からは「こうしたらいいのに」「こうしてあげられるのに」というのがあるので、そこを噛み合わせてマッチさせられるのが、コーディネーターである推進員の役割なのかと思いますね。

【小野寺】お二人がそういう想いでいてくれてすごくいいなと思いました。本来の推進員の立場って、真ん中に立ち、中立的な立場で、それぞれを繋げてあげて、それぞれが上手くいくように背中を押してあげる役割だなと思いますので。二人が窓口になり、地域住民の相談対応者であるとよいと思っています。

【千田】私がこの仕事を始めてから「この仕事したいんだけど」とか、「地域おこし事業の申請、事務局にお願いしますから」とか相談を受けるようになりました。実際、イベントを5月5日に行いますが、事務方との仕事とは別に申請書づくりを家に帰ってからやったりして、そういう風に私を踏み台にしてでもいいので、やりたい人のお世話ができればそれに越したことはないかなと。

【小野寺】相談に来られるのはすごいことですね!

【千田】頼りにしてくれてるのかなと、嬉しくなりますね。

【小野寺】それでは最後に、これからの意気込みをお聞きしたいと思います。

【千田】せっかく吹いてきた風ですので、風が止まないように熱をもって熱風になっていけばいいなと思います。最初の動き出しは、車と同じで力がいるかもしれませんが、動き出せばゴロゴロゴロっと進むと思いますので、今はそこの第一歩なので、そうできればいいなと思います。

【吉田】自分が推進員になれたってことが言ってしまえば奇跡だと思っていて、そこから世界が一気に広がり、色々な人達との付き合いも増えました。舞川もどんどん盛り上がったら楽しいなと。私のことも小さい踏み台にしてもらってかまわないので、どんどん皆さんの支えになっていけたらと思います。

【五十嵐】私自信もそういうことを目指していきたいと思います。現状に満足するのではなく、やはり、次の世代にバトンタッチできるような仕組みをつくっていかなきゃなんないなと思っています。

 

★こちらに載せられなかったお話は、「こぼれ話」としてブログでご紹介しています。

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〒021-0221 

一関市舞川字中里84-1 舞川市民センター内

TEL 0191-28-2111  FAX 0191-28-2341

 

 

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