一関市千厩 新町地区自治会(千厩)

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新町地区自治会(千厩)

令和5年度総会の様子

基本情報

(idea 2023年7月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

 行政区は「千厩1の3区」。298世帯(32班体制)、約700人が暮らす。「新町にぎわい交流施設 新町JaJa馬プラザ」や「せんまや街角資料館」などのほか、幼稚園や医療機関、各種商店、金融機関などがコンパクトにまとまった地区。 

住民一人一人のパワーを最大限に生かして

千厩地域の賑わいを創出する役目を担って

 「新町地区自治会」の前身は「第二町内会自治会」。昭和63年7月に発足し、平成5年に現名称に変更しました。

 

 現在の同自治会の街並みが完成したのは平成11年。昭和62年から行われていた「沿道区画整理型街路事業」が終了し「じゃじゃ馬通り」ができました。

 

 その後、「協同組合千厩新町振興会(平成3年法人化)」が中心となり、「まちの駅」の調査研究を開始します。同自治会も「自治会館」としての活用を念頭に、調査研究、検討にも積極的に参加。そして平成17年、新町の中央部に晴れて新施設「新町にぎわい交流施設『新町JaJa馬(じゃじゃうま)プラザ(以下、JaJa馬プラザ)』」がオープンします。開設、建設時には、コスト軽減のため地域住民もボランティアとして参加しました。

 

 同施設の駐車場は、毎月第2土曜日に開催される「千厩夜市」のイベント会場としても活躍しています。多くの人で賑わう夜市が「明るく住みよい地域の形成に大きく貢献している」と、自治会長の千田恭平さんは語ります。

住民総出の夏祭りと新たな課題

 

 千厩町の主要行事の一つと言えるのが「千厩夏祭り」。同自治会でも「千厩おどり山車競演会」に参加し、住民総出で法被を着て盛り上げています。3年ほど前に後継者不足から山車の制作は取りやめましたが、子どもたちの活躍の場である「太鼓屋台」で参加を続けています。

 

 また、女性部を中心に参加する「千厩おどり」は、1週間前から「JaJa馬プラザ」で練習が行われ、同自治会は夏祭りムードに包まれます。

 

 千厩町の中心地域の一つであり、賑やかな印象がある一方で、少子高齢化の影響は他自治会と同様で、夏祭りで活躍する小学生は、かつてと比較すると半分以下(約20人)になってきている同自治会。小学校の統合に伴い、「千厩地区民運動会」の会場も変更になり、これまで徒歩で参加していた人が参加を見合わせるなど、「移動手段の確保」という新たな課題も発生。 「これまでは様々なイベントに積極的に参加してきたが、人集めの負担が大きく、今後はイベントそのものを見直す必要がある」と、課題に向き合う姿勢を示します。

各々が活躍できる場づくり

 

 総務部、事業部、自主防災部、健康福祉部、子供会育成部、運動部、女性部、長生部という8つの部会があり、各部の自主性にゆだねて活動している同自治会。各部の構成員にも定めはなく、それぞれの事業内容に合わせた人選をしています。

 

 特に活発に活動している健康福祉部は、コロナ禍で活動が制限される中でも、野外活動を事業の中心とするなど、柔軟に対応。従来の花壇整備事業を、畑での野菜栽培に変更するなど一工夫を加えました。また、「蔵サポーターの会」に所属するメンバーも多いため、「千厩ひなまつり」への協賛もしています。そのほか、ごみ減量のために古着などを再利用したエコバック作成や防災活動、資源ごみ回収、地域の川の浄化活動など事業は多岐にわたります。

 

 長生会は「まゆ玉ならし」など地域の季節行事を「蔵サポーターの会」と協力して開催しています。昔ながらの遊びや食事をすることで、子どもたちとの世代間交流の場としても大いに活躍しています。「千厩町長生会連合会」が主催するシルバー芸能発表会では「水戸黄門おくに巡り」を令和2年に発表し、大好評でした。広報発行も300回を超え、地域に根差した活動を発信し続けています。

 

 健康福祉部は、「おひさまの会」「コスモスの会」「アップル会」の3つの会に分かれた事業を展開しており、自分のライフバランスに合わせた活動ができるようにしています。「シルバー、女性陣のパワーがすさまじく、圧倒されることもありますが、地域のためにと活動している人が多いのも当自治会の特徴では」と、同自治会副会長(行政区長兼務)の昆野新哉さんは語ります。

 

 コロナ禍で停滞した事業もありましたが、「今年度からは地元の千厩高校の生徒と一緒に花壇づくりなどを再開したい」と意気込む千田さん。各部の自主性を重んじ、各部もそれに応えるように住民それぞれの活躍の場を創り出している同自治会。若い力を取り入れることで、また新たな活躍の場を生み出していきます。

Q.集落の自慢は何ですか?

自治会長

新町地区自治会会長 千田恭平さん

ちだ きょうへい

千田 恭平さん

7期14年目。東京から40歳でUターンし、父から継いだ「ちだや洋品店」も営みます。一関市議会議員でもあり、様々なことに取り組んでいます。

 

A.和 女性の力

自治会副会長

新町地区自治会副会長 昆野 新哉さん

こんの しんや

昆野 新哉さん

3期5年目。平成初頭まで、新町で古くから続く食品スーパーを営んでいました。妻の洋子さんも女性部で活躍しており、夫婦で新町地区を支えています。

 

A.シルバーパワーがすばらしい! 特に女性群


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鯉のぼり掲揚

鯉のぼり掲揚

自治会の発足を記念し、平成元年から千厩川に鯉のぼりを掲揚。地元幼稚園の子どもたちとの交流の機会にもなっています。

 

 

 

地区民運動会・優勝

地区民運動会・優勝

平成26年に悲願の優勝を達成!。現在は少子高齢化の影響で参加自体に苦労していますが、優勝を目指す気持ちは今も…!

 

子どもたちの舞台

子どもたちの舞台

山車の制作はやめましたが、千厩夏まつりには子どもたちの太鼓屋台で参加。小学生を中心に威勢よく打ち鳴らします。

 

 

 

創立記念誌

創立記念誌

創立20周年と30周年を記念して作られた記念誌。新町自治会の10年ごとの記録が残されており、昔話に色を添えます。

 

 

 


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休館日

  • 祝祭日
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