INArch全体会を開催しています。

第6回いちのせき市民活動促進会議インアーチ全体会

開催概要

日時:平成26年11月7日(金)19時00分~21時00分

場所:なのはなプラザ4階 共同会議室

出席団体

「失語症友の会<一関地方>」阿部 幸子さん

「一関市愛育会」小松 眞保子さん

「一関世代にかける橋」武田 友美さん

「楽・ルチェ」佐々木 承子さん

「NPO法人北上川サポート協会」金野 和則さん

「NPO法人北上川サポート協会」菅原 幸子さん

「NPO法人レスパイトハウス・ハンズ」加藤 知英さん

議論

①災害時における市民活動ネットワークの在り方について

■前回のワークショップの結果を共有しながら「災害または災害の可能性のある場合の対応」について、①各団体の動き ②情報収集・共有 ③支援メニューの取組み といった観点を中心に、二島に分かれてワークショップを行いました。


A班 「千厩(千厩川)での水害を想定しての話し合い」

◆各団体の最初の動き

・何をしていいのかわからない

・各施設のトップが集まり、対応について会議し、利用者、スタッフの安否確認

・予報があれば、事前に連絡会議を行う

・災害が起きてから指示等を受けての対応になる

⇒消防署と連携して動く。組織として連絡を取り合う体制はできていない(個人間での連絡)

⇒(エリア的に自分の団体では)千厩川へは行けない(千厩では主に一関東消防署が動く)

・川崎地域内であれば救助等にゴムボートを使用できる

・まずは119番

◆情報収集・共有

・支援のために被害状況や被災地へのルート(通れる道路等)を知りたい

⇒事前にまとめておく

・どこで誰が何を求めているのか知りたい

⇒市民活動センター(千厩の場合はサテライト)が情報を集め、具体的な要請(必要な人数、支援内容等)をする

・何で情報を収集するか?

⇒天気予報、直接現場を見に行く、FMあすも、Xバンドレーダー(アプリ)

⇒年齢層等によって手段は変わるので、複数の発信源から統一された(正確な)情報を流してほしい。

◆何が出来るか

・災害直後より、復旧時の方がやれることがある(災害直後は自分の団体内での安否確認等を優先)

・物資、人手の提供

・支援してほしい場所や必要な人数等がマップ上に表示されるような支援内容が見える仕組みがほしい

・地域毎に備品マップ、炊き出し出来る人マップがあればわかりやすいのでは(他の地域から余分に支援を求めることもなくて済むのでは)

⇒ハザードマップに落とし込めないか。

⇒ハザードマップを見る機会が少ない。特に他地域から来ている時に災害にあった際はわからない。

⇒ここに行けばマップが見られるという情報やスマホ等で見られる仕組みがあるとよい

・現場にいる人でないとわからない情報もあるため、情報を届けたい市民がまず情報を届ける場所(掲示板等)がほしい。そして、専門機関等で正確性等をチェックして情報を発信する。


B班 「災害が発生する前に、今出来る連絡網作りについて」

◆連絡網の枠組みについて

・市民活動センターを本部とし、合併前の旧町村(一関市の8つのエリア)毎に支部長となる団体、その下にその地域の団体、最下層は各団体の会員を想定。

⇒予想される参加団体数を考えると各団体から直接市民活動センターという系統で良いのでは。

・実際に大きな災害があった場合は市の災害対策本部や社協のネットワークの方が優先される。

・まずは安否確認

・インアーチの市民活動団体としてのネットワークはあくまでサブ的な扱い。出来る事を考え、その時出来る事があれば可能な範囲でやるというスタンス。ムリはしない。このネットワークがあまりガチガチなものであったり、負担や義務を伴うものだと、そもそも参加しにくい。

・市民活動団体のネットワークは現実的には被災後少し落ち着いてきてからの話になるだろう。

⇒落ち着いた後に安否を連絡するなどし、「今はこれが出来る」「今これをしてもらえれば」という需要と供給の情報を本部でとりまとめ、マッチする部分があれば可能な範囲で助け合えればというイメージで良い。

・一関市は広いので、ある地域が被災しても他の地域が大丈夫という事もあり得る。

・連絡網の流れは各団体⇔本部の双方向。また、本部は市の災害対策本部や社会福祉協議会のネットワークとも連携し、各本部同士が情報共有できれば相互の情報収集にもなり、この市民活動団体ネットワークの情報精度も高まるのではないか。

◆共有する情報の内容について

・各団体の基本情報(場所・窓口担当者名・連絡先など)

・災害時に活用できそうな防災備品、発電機などの情報(どこに何がどのくらいあるか)

⇒ただし、発電機などは所有先によっては緊急時に市などの災害対策本部などが優先的に使用する為、普段保管しているといって自由に使えないケースもあることを考慮した方が良い。

・実際には自分の団体では他に対して出来る事はないと思う。

⇒出来る事、してほしい事を予め共有(メニュー化)

・いずれにしても一番本部の機能として必要なのは、「正確な情報(市の災害対策本部と同じ程度の精度があるのが理想)」が集まる拠点であるという事。

⇒一般論的に災害時にはデマや誤報が飛び交い正確な情報がつかみにくい事が多い。


■A・B両班の内容を共有後、ネットワークの取組みについて以下のようなまとめを行いました。

○日ごろの備え

・団体ごとに災害対応担当者を決める

・団体連絡網を作る

・情報ターミナル(本部)は市民活動センター

・団体参観日を行いお互いを知る

・団体ごとの支援できる活動のメニュー化

○有事の対応

・まずは安否確認、次にニーズの把握

・支援メニュー

  ・物資 ・食料 ・炊き出し ・人的支援(力作業・軽作業) ・情報発信

・地域と団体が連携し、支援を有効に活用

・無理をしない、できることを


■今回の話し合いを整理したものをベースに、次回のインアーチ全体会で今年度のまとめを行う事となりました。


②その他(情報交換)

・各団体から活動紹介などがありました。


③提議

・インアーチに参加する各団体が、他団体について活動や場所などを知らないという事が指摘され、今後「団体参観日」といった形で、相互に訪問していく機会を検討してはどうかという意見が出されました。インアーチ全体会の開催場所に参加団体事務所などを使うという形での訪問機会と併せて、今後検討していく事になりました。

第5回いちのせき市民活動促進会議インアーチ全体会

開催概要

日時:平成26年9月11日(木)19時00分~21時00分

場所:なのはなプラザ4階共同会議室

出席団体

「釉遊くらぶ」伊藤 明さん

「かやぶき民家を残す会」村上 和子さん

「いわいの里ガイドの会」千田 朋成さん

「失語症友の会<一関地方>」阿部 幸子さん

「一関マジックの会」小山 峯雄さん

「一関市愛育会」小松 眞保子さん

「一関世代にかける橋」橋本 真由美さん

「楽・ルチェ」佐々木 承子さん

「両磐地域まちづくり探検隊」「あおぞら会」神崎 浩之さん

「アートで明るぐ生ぎるかわさき」大澤 徹さん

「NPO法人アートで明るぐ生ぎるかわさき」木村 静恵さん

「NPO法人レスパイトハウス・ハンズ」加藤 知英さん

議論

①いちのせき市民フェスタ14

■アンケート、スタンプラリー結果、参加団体からの意見報告

※別添資料参照

■振り返り(意見交換)

・市民フェスタの振り返りをワークショップ形式で行いました。

○意見抜粋(テーブル①)

◆イチコレ

・それぞれの団体の特色が出ていてよかった。

・順番待ちの時間が長かった。(ブースから離れる時間が長くなる)

・今後も衣装やメイクの協力をしてくれる団体と連携していきたい。

・高校生の参加を増やす。

・幕を開いて登場(中で待っている人もランウェイを覗ける)

◆駐車場

・信金駐車場は参加団体に利用されていたのか。

⇒参加団体用にして会場近くの駐車場は一般来場者用にできないか。

・文化センターに停めて歩いてきたという人がいた

・有料駐車場に停めたから早く帰るという人がいた

⇒郵便局の駐車場を使わせてもらえないか(フェスタにも参加してもらう)

◆食

・ブースにもう少し主食になるものがあってもよかった

・新鮮館のお弁当を食べた

◆ポスター

・文字が小さく多かったので見づらかった

・水色に白抜きの文字は見えにくい

⇒もっとシンプルでもいい。

⇒写真やイラストを大きくし絵でイメージが伝わるように。

⇒詳しい内容はホームページ等で紹介する。(気になる人は検索する)

◆会場

・一関駅でやっていた頃より落ち着いて動けた。

・パーテーションは必要か?

・ステージの位置は中央の方がよい。(今年のいちのせき若者サポートステーションの位置)

・柱で見えにくくなる所があるが、有効活用できないか。

◆来年(10周年)に向けて

・ステージに10周年の横断幕をかける

◆マスコミ

・NHKやICNと連携して発信してもらう

○意見抜粋(テーブル②)

◆ステージ

 ・ステージの場所が端すぎた。もっと中央の方が良いのでは?

  ・ステージから離れた場所にブースがあった団体からは、発表の様子が見えず、今現在何が行われているのかがわからなかった。そのため「市民フェスタ」としての一体感が感じられにくかった。

◆音響

  ・音響設備の場所が通路側にあり、邪魔だった。もっと壁よりに配置するべきでないか。

 ・(音が響きやすいという会場の構造は仕方ないので)常に発表がある状態ではなく、「ステージタイム」を集中的にもうけてはどうか。

◆会場レイアウト

・壁に接していない場所にブースを出している団体の場合、荷物置き場などの裏側が来場者から見えてしまったり、明確な境界線が見えないために、通路ではない場所を来場者が歩いてしまったり、秩序のない状態になっていた。

・(ダイエー時代の店舗跡にラインを揃えたために)ブースのラインから壁までにかなり広いスペースができた(楽・ルチェなどのブースライン)。バックヤードとしては良かったが、壁の方にブースラインを下げても良かったのではないか?

 ⇒実際に参加団体がブース準備をするまで、どの程度の場所を使うかわからない。

 ⇒当日ではできないので、フェスタ直前のインアーチ全大会を前日などにして、フェスタの総練習

のようにできないものか。他団体の発表内容等も事前にもっと具体的に知っておきたい。

 ⇒他団体との交流をしたかったが、インアーチにも参加しておらず、当日しか参加できない人だと

交流のきっかけもつかみにくい。前日の顔合わせなどがあると助かる。

◆集客

(1)会場について

 ・なのはなプラザは気軽に寄るには勇気がいる場所(=寄りにくい)。

 ・場所を変えることはできないのか?予算などの問題か?

  ⇒せっかくできた施設なので、利活用しようという考えではあるべき。

(2)駐車場について

 ・なのはなプラザが使いにくい要因の一番が駐車場。駐車場がなくて帰ったという声も多かった。

  ⇒自力で駐車場を確保してでも来たいと思わせるような内容でなければならない。

⇒有料の駐車場まで満車になってしまったのだろうか?

 ・もっと駐車場を借りるべきでは?図書館や文化センター、昭和病院など。

(3)宣伝について

・もっと宣伝費にお金をかけてはどうか。

・今回は小原流生け花展からの流れがあったので来場者数が多かっただけではないか。もっと周知

が必要。

◆アンケート・スタンプラリー

・アンケートは、対応までに待ち時間がある団体(楽・ルチェなど)にも置かせてもらい、待ち時

間に記載してもらってはどうか(時間稼ぎとしても有効)。

  ・スタンプラリーは、スタンプを集めると絵や言葉になるような工夫があると喜ぶのでは。

  ・スタンプ押印の条件はもっと緩やかなものであるべき(○円以上お買い上げ、などではなく)。

◆その他

 ・子どもの遊び場が少なかった。子どもの遊び場をもっとフェスタの売りにすべきでは。

  ⇒今年はたまたま少なかった。こちらから減らしたわけではない。

  ⇒もっと早くに団体間の展示内容が分かれば、団体間で調整ができるかもしれない。団体間の連携が必要。

  ・パネルの使い勝手が悪いので、パネルを上手く活用している団体の技や、上手く使うためのおすすめグッズなどを事前に資料で紹介してはどうか。

  ・団体名がテーブルに貼ってあったが、お客さんが立つことで見えなくなってしまうので、もっと見える場所に貼ってほしい。

 ・参加団体間の交流も目的の1つなのであれば、全体での打ち上げも必要なのではないか。

  ⇒当日だと厳しいようなら、フェスタの反省会(インアーチ全大会)をもう少し早い時期に行い、

その後に打ち上げを行ってはどうか。

■来年開催日決定

・8月最終日曜日が定着してきており、来年の8月最終日曜日が8月30日で地ビールとも重ならない可能性が高いことから来年の開催日を8月30日(日)ということで決定した。


②災害時における市民活動ネットワークの在り方について

・今回はこのテーマについての議論は行わず次回の全体会で話し合う事となりました。


③その他(情報交換)

・今回は全体での情報交換は行いませんでした。

第4回いちのせき市民活動促進会議インアーチ全体会

開催概要

  • 日時:平成26年8月19日(火)19時00分~21時00分
  • 場所:なのはなプラザ4階共同会議室 2階にぎわい創造センター

出席団体

「一関市愛育会」小松 眞保子さん

「楽・ルチェ」佐々木 承子さん

「いちのせき若者サポートステーション」岩渕 育子さん

「福祉に架ける橋の会」髙橋 久喜さん

「福祉に架ける橋の会」髙橋 富枝さん

「琴美会」奥山 美喜子さん

「一関子ども劇場」「一関市民パワー発電所事業化検討地域協議会」佐藤 直子さん

「一関マジックの会」小山 峰雄さん

「老松活性化同志会」佐藤 一伯さん

「両磐地域まちづくり探検隊」「あおぞら会」神崎 浩之さん

「両磐地域まちづくり探検隊」大澤 徹さん

「NPO法人アートで明るぐ生ぎるかわさき」木村 静恵さん

「ワークジョイかわさき(ハートフルショップ事務局)」皆川 利法さん

「釉遊くらぶ」伊藤 明さん

「一関地球温暖化対策地域協議会」佐々木 勝裕さん

「NPO法人とーばんふうどくらぶ」市嶋 豊さん

「NPO法人里山自然学校はずみの里」佐藤 裕美さん

「一関市企画振興部ILC推進室」小野寺 順子さん

「NPO法人レスパイトハウス・ハンズ」加藤 知英さん

「いわいの里ガイドの会」千田 朋成さん

「かやぶき民家を残す会」村上 和子さん

議論

①いちのせき市民フェスタ14

■進捗状況

※別添資料参照

■会場確認

※会場となるなのはなプラザ2階にぎわい創造センターを確認。別添資料の会場配置図と照らし合わせてブースのおおよその位置などを確認しました。また、ステージと「イチコレ」のランウェイの位置を確認した他、「イチコレ」の流れについて共有しました。

■確認事項(抜粋)

・駐車場利用は別紙参照。特に新鮮館の駐車場は利用しない(一般客の利用の妨げになり、長時間の駐車は認められていない為)ことを徹底してください

・フェスタ参加団体の「イチコレ」参加者を募集しております。参加希望者はできるだけ早く市民活動センターに意思表示してください(出来れば前日まで)。

・事前に申請した以外の電源やコンセントの使用はしないでください(ブレーカーが落ちる危険があるため)

・これ以外にも注意事項がありますので、添付資料をご確認ください

■質疑応答(抜粋)

Q 閉会行事はあるのか?

A 抽選会終了と同時に閉会宣言の流れの予定

Q 市民パワーブースがステージに近く、相談会を予定している関係上音の影響を受けるのだが。

A 予備的なスペースがあったのでレイアウトを変更して対応する。

Q きぐるみに入るボランティアの時間について確認したい

A 個別に打ち合わせを行うことにする


②その他(情報交換)

・今回は全体での情報交換は行いませんでした。


第3回いちのせき市民活動促進会議インアーチ全大会

開催概要

  • 日時:平成26年7月25日(金)19時00分~21時00分
  • 場所:なのはなプラザ4階共同会議室

出席団体

  1. 「いわいの里ガイドの会」千田 朋成さん
  2. 「いちのせき若者サポートステーション」岩渕 育子さん
  3. 「楽・ルチェ」佐々木 承子さん
  4. 「NPO法人いちのせき子育てネット」千田 康子さん
  5. 「NPO法人里山自然学校はずみの里」佐藤 裕美さん
  6. 「釉遊くらぶ」伊藤 明さん
  7. 「宅老所せんまや」小野寺ヨシ子さん
  8. 「老松活性化同志会」小野寺 登さん
  9. 「老松活性化同志会」佐藤 一伯さん
  10. 「一関市愛育会」小松 眞保子さん
  11. 「一関世代にかける橋」武田 友美さん
  12. 「一関市少年少女発明クラブ」森上 隆司さん
  13. 「一関市少年少女発明クラブ」千葉 邦夫さん
  14. 「福祉に架ける橋の会」髙橋 久喜さん
  15. 「福祉に架ける橋の会」髙橋 富枝さん
  16. 「両磐地域まちづくり探検隊」「ハートフルショップいちのせき」大澤 徹さん
  17. 「NPO法人北上川サポート協会」金野 和則さん
  18. 「NPO法人北上川サポート協会」菅原 幸子さん
  19. 「かやぶき民家を残す会」村上 和子さん

議論

①いちのせき市民フェスタ14開催について

■経過報告

  ①参加団体一覧

   ②イチコレ、小学生お仕事体験、ご当地キャラクター大集合について

③スタンプラリーについて

④ポスター・チラシ、周知について

⑤駐車場対応について

上記①~⑤について報告がありました。※資料の通り

・現段階で詳細が決まっていない項目については決まり次第随時お伝えしたい。

・遅くても市民フェスタ前最後の全体会までには会場レイアウトを示す予定

・市民フェスタ参加の各団体から1名イチコレへの参加者(モデル)を出してほしい

・質疑応答を行い確認しました。

 Q スタンプラリーの景品は券の進呈だけで連れて行ってくれるわけではないのか?

    A 進呈のみ。

    Q 景品として骨寺村はどうでしょうか?

    A 須川高原へ行く途中なので、「温泉に行く途中で骨寺へ寄ってガイドのお話を聴いてみて下さい」というメッセージをつける。

②災害時における市民活動団体ネットワークの在り方について

・第2回全体でのワークショップの振り返り資料を共有しました。

・それを受けて災害時の市民活動ネットワークについて「仕組み」をテーマとしてワークショップ(以下WS)を行いました。4つのグループに分かれたWSでたくさんの意見を頂きました。

■ワークショップのまとめ(抜粋)

★テーマ 「災害時の市民活動ネットワークの仕組みについて」

○本部は安全な場所に設置

○各団体に「災害時担当者」を設置

  ・災害時担当者を名簿化して共有しておく

○連絡手段

  ・災害時担当者名簿を連絡網の形にして共有

  ・各団体のメニュー(各団体が災害時に何ができるか?あるいは何もできないのか?何をしてほしいか?)をリストアップ

○市民活動センターを情報のターミナルにしてはどうか?

  ・情報の集約、一元化

・団体データを常に市民活動センターで把握しておく

○情報共有の方法・ 

・「文明の力」に頼った仕組みにするべきではない。

・公民館単位など、ある程度身近にある公共的な施設を拠点にして情報を集めてはどうか

・何かあってから情報を集めたのでは遅い。あらかじめ情報は集めておくことが必要。

○事前に集めておくべき情報とは?

・迂回路(林道など)

・自家発電装置のある場所(発電機含め)

・どこにどんな備品があるか

・各種団体ができること

・まずは上記のような情報を各地域毎に、身近な施設等で保管しておく(アナログ媒体で)

○地域との連携の仕組み

・安否確認が必要。名簿があり良かったという経験。

○情報共有の仕組み

・皆が集まる場所があればよい。

○支援メニューの活用の仕組み

  ・他の団体さんが何をしているのかわからない

・災害時にネットワークがない。つながりがない。市民フェスタ関係で会っているけど、お互いをよく知らないし、協力体制と言われても、正直何をしたらいいのかわからない

・「市民フェスタ最中に地震が起きた場合」、など具体的にイメージが出来るものをモデルケースとして考えていく事ができれば

○障がい者の対応マニュアル等の情報共有

  ・マニュアルの情報等を持っている支援者や社協等との情報共有・連携が必要。

○情報共有の難しさ

 ・同じ情報でも受け取り方が違い、それが危機感の違いにもなる。

  ⇒情報の伝え方を工夫(何を想定しているのか等)

○1か所に情報を集める仕組みについて

  ・旧市町村や地区ごとにサテライトとなる団体や施設を決めておく

・必要な所に必要な情報を発信

  ①情報はサテライトでまず取りまとめ、正確性等をチェックした上で本部へ送る。

  ②本部から必要な情報を必要なサテライトへ送る

・個人情報のプライバシー問題

○情報発信の手段

 ・ラジオ、メール、電話等複数の発信手段を用意

■今後のインアーチ全体会で更に議論を深めていく事になりました。

 

③その他(情報交換)

・次回の全体会を当初予定の8月22(金)から8月19日(火)に変更する旨事務局より報告がありました。

 

第2回いちのせき市民活動促進会議インアーチ全体会

開催概要

  • 日時:平成26年6月20日(金)19時00分~21時00分
  • 場所:なのはなプラザ4階共同会議室

出席団体

  1. 「一関世代にかける橋」橋本 真由美さん
  2. 「釉遊くらぶ」伊藤 明さん
  3. 「一関市少年少女発明クラブ」千葉 邦夫さん
  4. 「NPO法人里山自然学校はずみの里」佐藤 裕美さん
  5. 「老松活性化同志会」小野寺 登さん
  6. 「老松活性化同志会」佐藤 一伯さん
  7. 「老松活性化同志会」千葉 裕美さん
  8. 「シニア活動プラザ」八重樫 隆さん
  9. 「NPO法人いちのせき子育てネット」千田 康子さん
  10. 「NPO法人とーばんふうどくらぶ」市嶋 豊さん
  11. 「宅老所せんまや」小野寺 ヨシ子さん
  12. 「千厩地域男女共同参画推進クラブ」藤野 宣子さん
  13. 「千厩地域男女共同参画推進クラブ」藤野 祐子さん
  14. 「いちのせき若者サポートステーション」岩渕 育子さん
  15. 「NPO法人響生」杉山 浩さん
  16. 「両磐地域まちづくり探検隊・ハートフショップいちのせき」大澤 徹さん
  17. 「いわいの里ガイドの会」千田 朋成さん
  18. 「楽・ルチェ」佐々木 承子さん
  19. 「福祉に架ける橋の会」髙橋 久喜さん
  20. 「福祉に架ける橋の会」髙橋 富枝さん
  21. 「NPO法人北上川サポート協会」菅原 幸子さん
  22. 「一関地球温暖化対策地域協議会」佐々木 勝裕さん
  23. 「NPO法人レスパイトハウス・ハンズ」小野 仁志さん

議論

①いちのせき市民フェスタ14開催について

■経過報告

・現時点での参加団体の状況、今後のスケジュールなどについて報告がありました。※資料の通り

・小学生ボランティア、スタンプラリー、飲食関連の出店などにつき進捗報告と継続して検討する旨の報告がありました。また現段階でステージ参加申し込みが少なく、今回の全体会では協議を見送り次回の全体会でステージプログラムや配置を協議することとする。

・ポスターについては原案を作成しメールのある団体には添付しご意見を伺う方向で進めたい。

■集客及びスタンプラリーの景品に関する協議

・参加団体が資金を出し合ってはどうか

・業者さんに寄附を依頼する(とは言え、お金をもらうには理由が必要)

・テレビ、新聞への取材依頼

・ラジオの活用(FMあすも)

・企業、地域(自治会など)への景品提供を依頼

・各団体から声をかけてもらう

※これらの意見を踏まえて再度事務局で検討を行う

■事務局より連絡(※全体会後の追加連絡)

・参加団体は必要な備品(机・イス・パネル・電源など)の数を、「参加内容詳細」に記入の上、出来れば7月11日までに提出願いたい。その際、飲食を扱う模擬店を予定している団体は、現場での調理の有無についても表記すること(保健所申請の都合上)。

 

②災害時における市民活動ネットワークの在り方について

・昨年の大雨災害時の一関社協のボランティアセンター運営の振り返り資料を共有しました。

・それを受けて災害時の市民活動ネットワークについて下記の2点を主なテーマとしてワークショップ(以下WS)を行いました。4つのグループに分かれたWSでたくさんの意見を頂きました。

■ワークショップのまとめ(抜粋)

★テーマ1 「団体に災害時などの対応手順やマニュアルがあるか?」

・ない。対応は決まっていない。

・団体の性質上必要ない。

・いざという場合は団体よりも家族や地域コミュニティが優先される。

・マニュアルとしてはないが役割分担や火災訓練などはしている。

・必要性は感じているが、自団体独自でマニュアルを作成するのは難しい。

・団体にはないが、地域では係を決めたり、いざという時誰に助けてもらえるかといったアンケート聴取の例もある。しかしそれらが、実態としてどのように活用されるのかについては不明な点もある。

・連絡網はないが連絡先は共有している(何かあった時は会長が会員に一斉送信)。

・施設を運営する上で制度として必要なためマニュアルはある。研修や避難訓練も行っているが、マニュアルの内容面で見直しが必要とも感じている。

・職員が作ったマニュアルがあり普段から持ち歩いている。

・どんな時に誰がどんな役割で動くかという明確な基準(マニュアル)は必要。

・普通のマニュアルとは別にイベント時のマニュアル(避難場所・経路など)も必要かもしれない。

・団体としてのマニュアルはないが、団体の事務所が入居している施設(なのはなプラザ)で作っているマニュアルはある。

★テーマ2 「災害時に市民活動ネットワークに必要な事、物、人、連携の在り方などについて」

・地域で対策本部を作り、内部と外部の連携を取る。

・情報に振り回されないように、1か所に情報が集まるような場所、仕組みが必要。

・市からの情報等を確実に受け取ることが出来る「伝言板」のようなところがあると良い。

→市民活動団体用掲示板(インターネット上、あすも、どこかの場所など)の設置。

・それぞれの団体が、自分の団体では災害時にどんな協力が出来るかを整理し、他の団体と情報共有する。(団体ごとのノウハウの共有)

・地域でも団体間でも、「顔の見える関係」づくり。

・団体間の関係性を強める。その為には平常時からの関係づくりが大事。

 →今は市民活動センターがあるが、各団体同士だけでは繋がることが難しい。

・声がけ(地域・団体)のシステム→メールの一斉送信など。

・対応マニュアルの共有ネットワーク。

 →ひな形や、同じような活動をしている団体のマニュアルが見られると助かる(参考にできる)。

・震災直後のマニュアルと、被災直後から少し落ち着いた後の段階での対応に市民活動団体のネットワークとしてどう対応できるかという2つの局面が想定される。

・第一義的にはそれぞれの団体の抱えるスタッフ・利用者などの安全が優先。無事に保護者や家庭に返すことが求められる。

・外国人への対応→通訳ができる人を探すネットワークがあると助かる。

・高齢者、身障者への配慮。

→当事者の意見を真剣に聞く姿勢。意識の醸成。

→緊急医療情報キット(筒状の容器に個人の救急情報を入れ、冷蔵庫に保存しておくというもの)の活用。

→一方で個人情報取り扱いの壁。

・アマチュア無線やFMあすもの活用、防災士の情報共有。

・災害の性質によっては携帯電話が繋がらないこともあるので、複数の連絡先を登録。

・非常袋の用意(水・食料の他下着なども数日分)。

・災害ボランティアなどの活動が出来るような職場環境(職場の理解)。

・災害を減少させるための啓蒙活動。

→災害が起きてからの対応はできないが、視点を変えて、「災害そのものを減少させる」ための啓蒙

活動ならできる。

■インアーチ小野代表より、ワークショップの結果を踏まえ下記の意見が出されました。

・今日の話し合いで、いざという時のマニュアルの必要性は共有された部分が多いと感じた。まずは各団体でマニュアルを作る事を検討するところから始め、団体内・団体間の安否確認・状況確認ができる連絡網を構築。そしてそれらを市民活動センターで集約し、行政に情報を流すとともに行政の情報を共有するという形を目指していくという流れになるのではないか。

■今後のインアーチ全体会で更に議論を深めていく事になりました。

 

③その他(情報交換)

■各団体より自己紹介、活動紹介と近況報告がありました。

 

第1回いちのせき市民活動促進会議インアーチ全体会

開催概要

  • 日時:平成26年5月16日(金)19時00分~21時00分
  • 場所:なのはなプラザ4階共同会議室

出席団体

  1. 「NPO法人北上川サポート協会」金野和則さん
  2. 「NPO法人里山自然学校はずみの里」佐藤裕美さん
  3. 「老松活性化同志会」小野寺登さん
  4. 「老松活性化同志会」佐藤一伯さん
  5. 「楽・ルチェ」佐々木承子さん
  6. 「一関世代にかける橋」橋本真由美さん
  7. 「一関世代にかける橋」武田友美さん
  8. 「一関世代にかける橋」佐藤綾さん
  9. 「NPO法人とーばんふうどくらぶ」市嶋豊さん
  10. 「一関市愛育会」小松眞保子さん
  11. 「NPO法人レスパイトハウス・ハンズ」小野仁志さん

議論

①平成25年度事業報告について

資料の通り

■全体の振り返り

・事業は市民フェスタ1本とし、それ以外は議論の場とした。

・全体会では東山松川や大東など昨年頻発した大雨被害などを受け、災害時における市民活動団体のネットワークについて問題提起されたが、議論を深めるところまでは進まなかった。協働の取り組みの中で市民活動団体の力も必要とされてきており、今年度はさらに議論を深めていきたい。

■市民フェスタの振り返りとして

・なのはなプラザでの開催は天候に左右されない利点と、駐車場確保・外からの視認性といった課題を併せ持つ。昨年の反省を活かし、早めの準備を進めていきたい。

②平成26年度事業計画について

資料の通り

■全体について

・今年度はインアーチ全体会を、前半は市民フェスタ、後半は災害時ネットワークという流れにしたい。

■市民フェスタについて

今年の市民フェスタについて意見交換を行いました。

・集客について、小学生ボランティア(各団体に二人程度の小学生をつけ手伝ってもらう)を募集してみてはどうか?学校に要請し子供に来てもらえれば、子供にはボランティア体験、子供を見に親が来れば主催者側には集客、団体には情報発信というそれぞれのメリットがある。

・キッチンカーなど食を通じ1階入口前で呼び水になるものを検討。

→老松活性化同志会は昨年キッチンカーと2階ブースの2本立てだったが今年はキッチンカーに集約したいと考えている(マンパワーの集約)。

・北上川サポート協会の「タライでトライ」の陸上版が出来れば・・・。

 →同協会のEボート大会がフェスタ1週間後に控え準備の関係でフェスタには展示のみの参加を予定。

・スタンプラリーを実施する。

 →各団体の出展は、お客様の滞留時間を取ってもらえるような動きのある体験型や販売のブース構成を意識すること。

・市民フェスタ参加申込書を今後配布する。6月20日を一応の締め切りとし、ポスター等への団体名の記載はこの段階で申し込みのあった団体を優先する。(状況によりそれ以後の参加を受け付ける場合もある)

・今回出た意見を事務局で整理し、可能なものは市民フェスタの計画に反映させていく。

 

③災害時における市民活動団体ネットワークの在り方について

■今回は参加団体数が少なかったので、次回以降、メールでの案内も含めより多くの団体にインアーチ全体会への出席を促しながら話題提供とワークショップなども取り入れ議論を深めたい。

 

④その他(情報交換)

■各団体より自己紹介、活動紹介と近況報告がありました。

訪問者数(累計)

アクセスカウンター

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開館時間

  • 9時~18時

休館日

  • 祝祭日
  • 年末年始
  • (12月29日から翌年1月3日まで)

いちのせき市民活動センター

  • 〒021-0881 
  • 岩手県一関市大町4-29 

    なのはなプラザ4F

  • TEL 0191-26-6400
  • FAX 0191-26-6415
  • Email 
  • center-i@tempo.ocn.ne.jp

せんまやサテライト

  • 〒029-0803
  • 岩手県一関市千厩町千厩字町149
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  • FAX 0191-48-3736

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駐車場のご案内

なのはなプラザ4Fのいちのせき市民活動センターをご利用されるお客様は、以下の有料駐車場に車を停めた場合、最大3時間まで料金が無料になります。当センターご利用の際に、駐車場無料券を発行しますので、詳しくは窓口までお問合せください。

 

  1. 一ノ関駅西口北
  2. 一ノ関駅西口南
  3. 地主町駐車場
  4. タイムズ一関大町なの花パーキング
  5. マルシメ駐車場
  6. すがけい駐車場
  7. 大町ニコニコパーキング