第1回防災勉強会「旧祭畤大橋公開レスキュー訓練見学」

インアーチでは、平成27年度に一関市市民活動団体防災ボランティア活動推進指針を策定し、災害時にスムーズな連携ができるように普段からの顔が見える関係づくりのためインアーチ参観日を開催してきました。

 

今年度は、参観日の他に災害時に役立つ知識や技術を学べる防災勉強会を開催します。第1回目は、平成20年の岩手・宮城内陸地震で崩壊し、現在は災害遺構として保存されている旧祭畤大橋で行われた公開レスキュー訓練を見学しました。

開催日:平成29617日(土)13:0015:00

開催団体:日本空糸株式会社

     IR3(一関市消防署有志)

会  場:旧祭畤大橋

参加者:小山峯雄  一関マジックの会

     河島一男  個人

     金野和則  NPO法人北上川サポート協会

     菅原幸子  NPO法人北上川サポート協会

     畠山信禎  いちのせき市民活動センター 

     佐々木牧恵 いちのせき市民活動センター

 

     佐藤大輔  いちのせき市民活動センター

1.公開レスキュー訓練見学

 

・「祭畤大橋災害遺構」展望の丘に集合してから、訓練の会場である旧祭畤大橋へ移動しました。

・橋へ向かう道も震災の爪痕が残されていました。

 

・今回の公開訓練は、日本空糸と一関消防署有志の他、大船渡消防署などからも集まり、様々な状況を想定して、チームが交代しながらレスキュー訓練を行うという内容。橋のたもとへ到着すると、ちょうど日本空糸の訓練が始まっていたところでした。

・この時は「30代~40代男性が河川中洲へ誤って転落し、垂直降下以外のアクセスは不可」という想定で行われ、開始から15分程で救助されました。

・日本空糸の訓練終了後、代表の伊藤徳光さんから解説していただきながら消防署の皆さんの訓練を見学しました。

・日本空糸は「普段の仕事で行うロープアクセスの道具でできる救助活動」、消防署メンバーは「消防署が持っている資機材を使っての救助活動」とお互いが持っている技術や道具などのマッチングも今回の訓練の目的です。

 

・扱うロープも日本空糸はヨーロッパ系、消防署はアメリカ系と種類が違うそうなのですが、現場で協力を求められた時などに知っておかないと混乱してしまうし、両方の特徴を知っておけば状況に合わせて応用が利くとのことです。パッと見ではすぐに違いは分かりませんが、レスキューやロープアクセスの奥深さやプロの方々の技術や知識を垣間見ることができました。

・消防署チームは高齢者が斜面を滑落してしまった場面を想定し、木に支点を取り、タンカを用いたレスキュー訓練を行っていました。

 

2.講話

 佐藤奈保美さん 祭畤温泉かみくら女将

 

 震災当時の状況や経験から学んだことなどをお話いただきました。

・地震が発生した平成20614日午前843分。かみくらでは、朝の食事の片付けと宴会の準備をしていたところに「ドーン」と大きな音が鳴り、外を見ても何も見えず、何が起こったのか考えていた1分後くらいに「ダダダン」と上下に突き上げられるような大きな揺れが始まった。

・玄関の扉や厨房の鍋などが落ちる音や停電。自分の旅館が震災現場に化していくのが見えた。

・電話が鳴り、お客を迎えに行っていたバスが送迎場所に着いたとの連絡があったが、「この状態でお客を迎えていいのだろうか」と思い、その場では「キャンセルしてください」と伝えるのが精いっぱいだった。

・以前行った防災訓練で「地震が起こった時は避難口を確保」と教わったことが頭によみがえり、玄関を開けてお客の避難誘導をした。外に出てから、「建物付近は危険」と教わったことも思い出し、災害時の避難場所となっていた健康の森へ行って大丈夫か確認した。

 日頃訓練していたことが、災害時の場面ごとに思い出され、行動することができた。

・浴衣1枚とサンダルで外に出たお客を見て、「やってはいけない」と思いつつも、従業員は入れず1人で旅館に戻り、お客の服や貴重品を運び出した。

・健康の森と連絡が取れず、駐車場で車の中で待っててもらう際に、食べ物や飲み物を配ろうとしたが、水は出ず、自動販売機も動かず、厨房のビンや缶も壊れていた。

 緊急時に飲み物を確保することの難しさを感じた

電話も通じず、情報がないことの孤立感を感じたが、「健康の森に人が集まり始めた」という情報が入り、外部からの情報に救われた

・旅館のガラスが割れ、山奥だと動物の住かになってしまうと従業員や板前にも手伝ってもらい、できるだけ塞いでから、午後に健康の森へ向かった。

・健康の森についてから、旅館をいつも利用してくれていた近隣5軒のお年寄りが来ていないことに気づき、家まで声をかけに行ってもらったが、集合場所が分からず1人の家にみんな集まっていた。

 緊急時には身動きが取れずにいる人もいるので、声を掛け合うことの大切さを感じた

 

・旅館業には、年2回以上の避難訓練の義務があり、シチュエーションを変えながら行っている。実際の被害をイメージして訓練することで、10年前に経験した訓練でも災害時には思い出され、訓練の大事さを学んだ

日本空糸株式会社、消防署有志の皆さん、かみくらの佐藤さん、ご協力ありがとうございました!

 

<協力団体・企業情報>

日本空糸株式会社

021-0102 一関市萩荘字谷起島北方194-13

電話 : 0191-48-4046 / 090-9747-8367(代表直通)

FAX : 0191-48-4047

メール:info@japansoraito.com

 

祭畤温泉かみくら

021-0101 一関市厳美町祭畤32

電話:0191-39-2877

FAX0191-39-2364

 

メール:info@m-kamikura.com

 

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