室根 上津谷川自治会

自治会長 菊地康夫さん 

基本情報

(idea 平成29年4月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

◆自治会長:菊地康夫さん(3期5年目)

◆上津谷川自治会(室根16区)には64世帯約200人が暮らし、集落内には農林水産省の「ため池100選」にも認定された「百閒堤(有切ため池)」やツツジの群生地として有名な大森山があります。

地域での思い出や愛着が自然にできあがる自治会運営

「交流」が目的の整備活動

 「鎌とにぎり飯を持ってとにかく登ろう」そんな言葉をスタートに約25年間、地域の山を整備しながら交流を深めている自治会があります。昭和57年の自治会発足当初から役員として集落運営に関わり続け、この整備作業の言い出しっぺともなった上津谷川自治会自治会長の菊地康夫さんにお話を伺いました。

 津谷川地区の人たちにとって、遠足などで子どもの頃から親しみがあるのが標高760mの大森山。親しみはあるものの、大人になってからは登る機会がなかったといいます。そんなある日、田んぼ作業中にふと大森山のツツジの赤い色に目が留まった菊地さん。当時、上津谷川集落内にあった「ほっとかみじゃご」という若者のコミュニティカフェ活動の中でその話題を出してみたところ、「久しぶりに登ってみたい」との声に。真っ赤に咲き誇るツツジの群生を見ながら山頂で交流会を行うべく、整備作業を行いながらの登山が決行されました。平成3年の初回は集落内の3歳~70歳代まで、70人近くが参加。それから現在まで、年に一度の整備兼ツツジのお花見登山が続いています。

 平成13年には山頂から見える360度パノラマの解説用に「方位盤」を設置しようということに。当初は銅板の方位盤を検討していましたが、菊地さんの「石でやろう。みんなで担いでいこう」という提案に集落の男性陣が一致団結。完成した石の方位盤を担いだ男衆が山頂を目指す様子はテレビでも紹介されたのでした。

若者も活躍できる自治会運営

 上津谷川自治会は総務部、産業部、環境部、体育部、婦人部、青年部の6部会で構成されています。各種事業の企画は部会が行いますが、実際の作業・運営にあたっては役員をはじめ、周囲がサポート。「企画を投げると、みんな勝手にやってくれるんだ」そう笑う菊地さん。大森山の整備にしても、地域内の各種行事にしても、細かい指示なしに自主的に一人ひとりが段取りや用意をしてくれるのだとか。

 青年部では年に1度の資源回収を行っていますが、一人暮らしの高齢者などに配慮し、各家庭を訪問しての回収です。活動後は資源回収で得たお金を元に飲みニケーション!「うちは若者が多いって他から羨ましがられるんだ」と菊地さんは苦笑いを浮かべますが、実際、集落内の49歳以下の人口は約4割。この若さゆえ、津谷川地区内のスポーツ大会や運動会では強さを見せつける上津谷川自治会。若者の多さは単なる偶然ではなく、青年部の活動や、整備登山のように、幼いころから集落行事に関わることで、自然と若者が地域に残る雰囲気ができあがっているのかもしれません。

ヒントは‘立場の尊重’!?

 各部会の事業をお聞きしていると、婦人部の活動に「末来を語る会」という気になる事業が。平成7年にスタートした事業で、女性たちが温泉につかりながら地域の末来を語るというもの。当時、会議のたびにお茶くみに忙しく、会議の席につくことがほとんどなかった女性たちを見て「婦人部はお茶くみ組織ではない。会議に入りなさい」と呼びかけた菊地さん。それがきっかけとなり、女性たちだけで語り合いができる場として続けてきているそうです。

 また、年末には「情報交換会」と題し、農家組合と合同での役員忘年会を開催。夏祭りや敬老会、どんと祭などの行事や、道路や河川清掃など、数多くの事業をこなす役員たちの労をしっかりとねぎらいます。

 地域の中にしっかりと若者や女性の居場所を作り、役員たちへの感謝も忘れない自治会運営。上津谷川自治会には持続可能な地域づくりのヒントが数多く隠されている気がします。

 

記念すべき第1回整備登山集合写真

 

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