有限会社一関ミート

 昭和36年、現代表の父である石川和宣さんが養豚業「石川ファーム」を創業。首都圏への出荷を行ってきましたが、「自分たちで育てた豚を、地元の人に食してもらいたい」という思いから、昭和55年に石川ファームのグループ組織として、加工から製造、販売(ハム・ソーセージ・ベーコン等)まで一貫して行う「有限会社一関ミート」を設立しました。

 

 自然豊かな栗駒山の麓にある自社農場で、健康的に育てあげた豚を、保存料を使用しない手作りハム・ソーセージなどに加工すること約50種類。安心・安全な地域の食肉文化として「いちのせきハム」を創造し続けています。

(idea 2020年10月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

食は生きる基本ー安心安全を追求し続けて

地域の人と作り上げた手作りソーセージ

 地元萩荘で、代々農業(※1)を営んできた石川家。昭和30年代後半、首都圏では高度成長期を迎え、経済的に豊かになると食肉文化が普及しました。とりわけハムやソーセージなどの加工品は、調理のしやすさなどから需要が増大します。需要にいち早く対応したのが、のちに有限会社一関ミートを設立する石川和宣さん。母豚2頭から養豚業「石川ファーム」を創業しました。自然豊かな一関ですくすくと育った豚は、首都圏に向けて出荷されていました。

 

 一方、地方ではまだまだ食肉文化は浸透しておらず「ハム・ソーセージと言えば魚肉が主流だった」と現代表で二代目の石川聖浩さんは回想します。「当社設立前、父は、地元の人に地元で育てた豚肉を食べてもらいたいという思いから、地域の若者や商工会議所、農協婦人部さんなどに声を掛け、手作りハムの勉強会を開催したようです。当時は加工場がありませんでしたから、地元農業高校の農産加工所を貸り、1か月~2か月に1回集まりを設けては一緒になってハムやソーセージ作りをし、消費者の生の声を聞きながら地元の味を追求したようです。今となっては生産から加工販売で行う六次産業という言葉がありますが、当時はそのような言葉もなく、ともかく地域の人がどういう味なら食しやすいか、食肉が浸透しやすいかなどを地元の人とともに考え、創業に至りました」と続けます。

 

 現在でも、できる限り消費者の生の声を聞くことができるよう、商品の販売は自社工場での直売をメイン(※2)に行っているほか、市内外のイベントに出店し、対面交流をしながらの調理販売も行っています。

 

※1 現在も農業(水稲)も続けており、水田には養豚場で出た豚の糞をコンポストにより好気性発酵させた良質な堆肥を施すなど、循環型農業を展開。化成肥料を一切使用しない安全でおいしい米を栽培している。

※2 インターネット通販でも購入可能

「命をいただく」という学びの場に

 食肉加工の本場ドイツで学び、「ドイツ食肉加工ゲゼレ(職人)」や「ドイツ食肉加工マイスター」の資格者を擁する同社。現代表の石川さんの弟・石川貴浩さんがその一人で、延べ4年、ドイツで修行を行ってきました。そのため、日本にいながら本格的なソーセージ作りを学べるとあって「将来自分で店舗を持ちたい」と考えている人が研修に多く訪れるのだとか。国や県の事業(畜産に関わる技術等)としての受け入れも含め、これまで数十名の研修生を受入れ、巣立って行った研修生たちが全国で活躍しています。

 

 事業内容にも「食肉加工技術の教育・普及」が掲げられていますが、「研修では、ソーセージ作りの前に2週間程度は養豚の体験もさせています。そこがあっての『いちのせきハム』ですから」と石川さん。地域団体や子ども会、学校からの依頼による加工体験も行っており、「命をいただいているんだよ」という学びの場の提供にも丁寧かつ意欲的に取り組み続けています。

約50種類ある商品の一部(イメージ画像)

約50種類ある商品の一部(イメージ画像)。

スモーク中のウィンナー

スモーク中のウィンナー。

代表 石川聖治さん

年々豊かになる食生活だからこそ本当の美味しさにこだわり続けたい」と語る代表の石川聖浩さん。


DATA

  

〒021-0902

 一関市萩荘字要害230-1

 

TEL 0191-24-2687 FAX 0191-24-2634

HP https://ichimeat.com/

 

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